スタッフ愛車紹介「Roubaix Comp」 vol.1

  • 公開:2025.01.19
  • 更新:2025.01.19

スタッフ愛車紹介では、スペシャライズド高松スタッフが所有している愛車をご紹介しております。
スタッフ目線のバイク選び、実際に所有して感じたこと、カスタムなど、購入を検討されているお客様や、既に所有されているお客様の参考になれば幸いです。

今回はスタッフAが所有するロードバイク「Roubaix Comp」をご紹介させていただきます。
スペシャライズドストアスタッフとして100点なカスタムをさせていただきましたので、ぜひご覧ください!

Roubaixとは?

Roubaixは荒れた路面でも快適に走れるエンデュランスロードバイクです。
軽量なカーボンフレームと優れた剛性を持ち、力強いペダリングでもスムーズに加速し、高速走行でも安定感があります。
特徴的な振動吸収技術「Future Shock」、柔軟なシートポスト、幅広いタイヤ対応により過酷な路面のライドでも疲れにくく、長時間の快適な走行が可能です。
競技志向のライダーから長距離を楽しむライダーまで幅広いニーズに応えるバイクです。

Future Shockとは?

Future Shockとは路面からの衝撃や振動のみを吸収するサスペンションシステムで、荒れた路面での不快な衝撃はしっかりと緩和してくれます。
走行中は路面の振動だけを吸収し、ペダリングやハンドリングに影響を与えないため、快適な走行性能を維持することができます。
Roubaix Compに搭載されているFuture Shock 3.2は油圧ダンパーを使用して衝撃を吸収し、荒れた路面でもスムーズで安定した走行が可能で、長時間のライドでも快適性を維持します。
油圧ダンパーの精密な調整機能によりライダーの好みに合わせた振動吸収が可能で、長時間のライドでも快適性を維持し、荒れた路面でもスムーズで安定した走行が実現します。

カスタムポイント

私のカスタムは「衝撃吸収」「軽量化」をテーマに行いました。
全体的に快適性を向上させ、荒い道でも衝撃を感じさせない、雲の上を走っているような走り心地を目指しました。

サドル

RIVO SPORTサドルを使用しています。
私がRIVO SPORTサドルを採用した理由はお尻の痛さを気にすることなく普段着で気を抜いて走るのもいいなと思ったからです。
そして、実際に触った感じが柔らかかったのでRoubaixの衝撃吸収性をより高めてくれそうだなとも思いました。
実際に走っている最中でもお尻の痛みは全くなく、普段着で50km走行しても快適なライドを楽しむことができました。

ホイール

私は山がとても苦手なので、まず最初に重量に大きく関わるホイールを変えようと考えていました。
そこで軽量でグラベルでも使用できるホイールはないかなと探していたらROVAL TERRA CLを見つけました。
ROVAL TERRA CLX半分の値段なのに重量差を112gまで抑えていえるのでとてもコスパが良いと思ったため、ROVAL TERRA CLを採用しました。
実際に元々装着されているホイールと比べると672gも重量が軽くなったため、やっぱり変えてよかったなと心の底から思いました。

ハンドル

ROVAL TERRA ROAD BAR 31.8×40を採用しました。
軽量化だけを考えるならS-WORKS CARBON SHALLOW ROAD BARを採用することが多いと思います。
私があえてこのハンドルを採用した理由は、ROVAL TERRA ROAD BARは軽量性に加えて衝撃吸収性もあるためです。
このハンドルによってRoubaixの乗り心地を最大限引き出したいと考えたので、こちらを採用しました。
重量は元のSpecialized Hover Comp Alloy Handlebarが281gなのに比べ、ROVAL TERRA ROAD BARが200gでしたので、81gの軽量化になりました。
本当はS-WORKS CARBON HOVER +15 ROAD BARを付けようかと思っていたのですが、2025/1/19時点で400mmの在庫が無かったので、入手でき次第vol.2としてブログを書かせていただきます。

ステム

S-WORKS FUTURE STEM 31.8×90 6DはFuture Shockとシームレスに統合されたデザインです。
私は「これは他のと違って剛性が良い」と分かるほどバイクに乗っていませんが、「見た目とS-Worksという響きがかっこいいな」と思ったので採用しました。
FUTURE STEM COMP165gなのに比べ、S-WORKS FUTURE STEMは145gのため、20gの軽量化にもなりました。

Future Shock

Roubaixの特徴であるFuture Shockは標準で3.2グレードが搭載されていますが、私は最上位グレードのFuture Shock 3.3を選びました。
Future Shock 3.2でも十分快適に走行することはできますが、Future Shock 3.3だとステムの上に出ているダイヤルを回して走行中でもダンパーの硬さを調整できるため、荒れた路面では柔らかく、バイクに力を入れる場面では硬くすることができます。
Future Shock 3.3にすることで路面状況や走り方に合わせて調整することができ、どんな場面でも快適に走行することができました。

ペダル

ペダルはトレーニング用にGarminのRally RS200を使用しております。
サイクリングダイナミクスという私のペダリングを可視化してくれる機能が魅力的に思ったので購入し、Roubaixに装着しました。
効率的に踏めているのか、左右でしっかり真っすぐ踏めているか、シッティングの時は最大何w出せるのか、ダンシングの時にペダリングが乱れていないかなど、様々なデータを可視化し改善点をすぐ見つけられるのでとても便利です。
これでようやくサイコン(Edge1050)、スマートウォッチ(Venu3)、パワーメーターペダル(Rally RS200)、フロントライト(UT800)、リアライト(Varia RCT715)がGarminで統一できたので個人的にはとても満足しています。
普段用として三ヶ島のシーホースというフラットペダルも買ってあるので、緩く走りたいときはペダルを交換して乗るつもりです。

バーテープ

バーテープはSUPER STICKEY KUSH GRAVELに交換しました。
通常のSUPER STICKEY KUSHは厚さ2.5mmに比べ、SUPER STICKEY KUSH GRAVELは厚さ3.2mmあるため、手への圧迫感をより軽減してくれるだろうと思い、採用しました。
あと、ライドする度にグローブを洗うのが面倒だったので「グローブ無しでも手の痛みを感じることなく乗れないかな」と思ったので試してみたいという気持ちもありました。
ライドしてみた結果は、期待通りグローブ無しでも快適に乗ることができました
わざとガタガタな路面を走っても各パーツが衝撃吸収をしてくれて、更に手への圧迫感や衝撃をバーテープで軽減してくれていました。

乗ってみて

実際に屋島や庵治へ行ってみた感想は、最初の狙い通り「雲の上を走っているような快適さ」を実感できました。
荒れた道を走っても通常のロードバイクのようなガタガタ感は全くなく、Future Shock 3.3の調整機能を駆使することでどんな道でも快適に走ることができました。
ホイール、ハンドル、ステムを変えて773gの軽量化を行ったことで私のRoubaixは、パワーメーター付きペダルやボトルケージ、サイコンマウントなどのパーツを載せても元の完成車重量(ペダル、アクセサリー類無し)8.97kgより軽い8.83kgまで抑えることができ、重量を減らしつつ快適な乗り心地を最大限引き出すことができました。
更にボトルケージをカーボンにしたり、コンポーネントをアップグレードしたり、サドルをより軽量なものにするなど、ここから軽量化のカスタマイズもまだまだ行うことができます。
軽量で衝撃吸収性が非常に高く、非常に満足できるカスタムとなりました。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。
Roubaix Compは初心者から上級者まで幅広く楽しめるバイクで、サイクリングを楽しみたい方からレースに挑戦したい方まで、どんな用途にもご利用いただくことができます。
そのままのRoubaix Compを楽しむのか、グラベル仕様にするのか、軽量仕様にするのか、はたまた私みたいに快適性を重視したカスタムを行うのか、皆様の好きなように楽しませてくれるのがこのRoubaix Compです。
店頭にはRoubaix Compの新カラーや、Roubaix Expertの試乗車もございますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。


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