いつもSPECIALIZED高松をご利用いただき、ありがとうございます。
代表取締役の越智です。
7月6日(日)、地元・高松で開催された「第14回サンポート高松トライアスロン大会」に出場してきました。今回はそのレポートと、私自身が感じた“トライアスロンの魅力”、そして今後の活動についてお伝えします。
「都市型トライアスロンの魅力を凝縮した大会」
今年から拠点となったのは、完成したばかりの「高松アリーナ」。スイムはアリーナすぐ横の港で行われ、トランジション(種目の切り替え)は冷房の効いたアリーナ内。真夏の暑さの中、この涼しい環境はまさに“オアシス”のようで、選手にとってありがたい存在でした。
バイクは、高松駅前の片側3車線のメインストリートを堂々と走る贅沢なコース。ランは港の公園や埠頭を駆け抜け、再びアリーナ内でフィニッシュ。都市の中心を舞台にした、他にはない魅力に満ちた大会でした。
「残念ながら目標未達成…でも、確かな一歩でした」
私は今年60歳。トライアスロンを始めたのは10年前です。当時は25mもクロールで泳げなかった私ですが、練習を重ねてオリンピックディスタンスを数回、ミドルディスタンスを1回完走し、高知のフルマラソンにも挑戦しました。
しかしその後、コロナ禍で大会が次々と中止に。モチベーションが下がり、練習量も減り、仕事の多忙さも重なって「パニック障害」を発症。そこから約3年間、トライアスロンから離れていました。
今回の大会は、私にとって“復帰戦”。地元開催のこの大会で、SPECIALIZED高松の代表として再び挑戦することを決意しました。
「波との戦い、スイムスキップという決断」
当日のスイムは、想像以上に厳しいものでした。堤防沿いのコースでは返し波と外からの波がぶつかり、うねりが大きく発生。息継ぎが難しく、コースも見えづらく、他の選手とも波でぶつかるなど、危険を感じて1周でスイムを中止。スイムスキップを選択しました。
リザルトを見ると、約100名(全体の約2割)がスイムスキップだったとのこと。自分だけではなかったことに、少し安心しました。
「声援が力になるラン、そして次への決意」
スイムを省略した分、バイクは順調に走行。ランでは予報通りの37度という猛暑との戦いとなりました。エイドでの水浴びや氷によるクールダウンをしながら、何とかゴールを目指しました。
本番と練習の最大の違いは「応援の力」です。
沿道の「頑張って!」「もう少し!」という声援に背中を押され、力を振り絞ることができました。
スイムスキップのため、記録は「DNF(記録なし)」となりましたが、私にとっては大きな一歩。再びトライアスロンに挑戦できたこと自体が、大きな自信とモチベーションにつながりました。
もちろん、来年はリベンジします!
「トライアスロンのすすめ 〜還暦トライアスリートの視点から〜」
トライアスロンにはさまざまな成功体験がありますが、私のように記録や順位ではなく「健康維持」「前向きなライフスタイル」のために取り組む人も少なくありません。これから始めたいという方に、ぜひ知っていただきたいことがあります。
「トライアスロンにはどんな距離がある?」
• オリンピックディスタンス:スイム1.5km/バイク40km/ラン10km
• ミドルディスタンス:スイム約2km/バイク約90km/ラン約20km
• ロングディスタンス(アイアンマン):スイム3.8km/バイク180km/ラン42.195km
「鉄人レース」と呼ばれハードなイメージがありますが、実際には1500m泳げて、40kmサイクリングが楽しめて、10kmジョギングができれば、完走できる可能性は十分あります。
実際、年齢を重ねてから始める方も多く、私もそのひとりです。
「始め方とトレーニングのコツ」
まずは「大会にエントリーすること」が、最大のモチベーションになります。
できれば1年前に目標を決め、練習をコツコツ続けていきましょう。
【理想的な練習頻度】
• スイム:週2回
• ラン:週3回
• バイク:週2回
最初は強度や距離にこだわらず、無理せず継続することが大切です。スマートウォッチで疲労度を確認しながら「休むこともトレーニング」と捉えましょう。
フォームや姿勢といった“効率的な動き”を意識するのも大切です。
「今日は少しスムーズに泳げた」「前より長く走れた」など、小さな変化が続ける喜びにつながります。
「トライアスロンは“結果”より“挑戦”を讃えるスポーツ」
この競技の素晴らしいところは、「速さ」だけでなく「挑戦する姿勢」が讃えられること。
制限時間ギリギリでゴールする選手にも、トップ選手と同じ、あるいはそれ以上の拍手が送られることもあります。
年齢もタイムも関係なく、全員が同じ“チャレンジャー”として、仲間としてリスペクトされる。これがトライアスロン最大の魅力だと私は思います。
「人生にトライアスロンという“彩り”を」
トライアスロンに挑戦することで、
• 新しい仲間ができる
• 健康に自信が持てる
• 前向きな思考が身につく
といったたくさんの「福産物」が手に入ります。
私のように60歳を迎えてからでも、全く遅くありません。
興味を持っていただけたなら、ぜひ私たちと一緒に、トライアスロンに挑戦してみませんか?
『SPECIALIZED高松の新たなチャレンジ「トラ1高松」を始動予定です』
SPECIALIZED高松はオープンから2年半を迎え、少しずつ活動の幅を広げています。
その一つとして、トライアスロンに興味を持つビギナーや、これから始めたい方をサポートするコミュニティ「トライアスロン一年生(通称:トラ1高松)」を現在、鋭意準備中です。
今後は、練習会や講習会を通じて、みなさんと共にチャレンジしたり、支え合ったりできる環境を作っていきたいと考えています。
SPECIALIZED高松では、バイクだけでなく、ウェットスーツやトライジャージなど、トライアスロンに必要なギアや知識のサポートも行っていきます。
「皆さまのトライアスロン挑戦の“第一歩”を、SPECIALIZED高松が全力で応援します!」
ご興味のある方は、ぜひ店頭でお気軽にお声がけください。
一緒に「人生にチャレンジ」という彩りを加えていきましょう!
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