マイスペシャライズドでは、スペシャライズド高松スタッフが所有している愛車をご紹介しております。
スタッフ目線のバイク選び、実際に所有して感じたこと、カスタムなど、購入を検討されているお客様や、既に所有されているお客様の参考になれば幸いです。
今回は、自然をこよなく愛する??スタッフTが、大好きなグラベルライドとお洒落なカフェライドをすべく、あらたに購入したグラベルロードバイク【Diverge 4 Comp】をご紹介いたします。
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Diverge 4は、各地のグラベルレースを本気で戦えるだけでなく、奥地まで続くロングルートの冒険も 心ゆくまで楽しめる一台。Future Shock 3.0、Diverge史上最高のレスポンスを誇るフレーム、圧倒的なタイヤクリアランス、そしてグラベルカテゴリー最大容量を誇るフレーム内蔵ストレージを搭載。 世界最高のグラベルバイクが、さらに進化しました。遥か遠くの目的地も、ライバルの背中も、この一 台で、すべてを追いかけられます。
■用途 – グラベルアドベンチャー/レース
■フレームセット – FACT 9rカーボン
■サスペンション – Future Shock 3.2
■ドライブトレイン/ホイール- SRAM Apex AXS – S1000 / DT G540 Wheels
■ストレージ – SWAT 4.0
■参考重量 – 9.70kg
近年、各地で盛り上がりをみせているグラベルライドイベント(代表的なイベントでいうとニセコグラベル)に参加してみたい。youtuber「けんたさん」のように、スタイリッシュにロードバイクに乗りたい!というのが購入動機でした。
では、なぜDiverge 4を選んだのか?スペシャライズドのグラベルバイクには、Divergeの他にCruxという軽量なグラベルバイクが存在します。
Cruxとも迷いましたが、私がDiverge 4にした決定的な五つの理由をご説明いたします。
スペシャライズド独自のサスペンションシステムであるFuture Shock 3.2がヘッドチューブに組み込まれており、路面の段差からの激しい振動がハンドルバーに伝わるのを防いでくれます。
Cruxになく、Diverge4に標準で搭載されているパーツです。重量は重たくなりますが、長時間のグラベルライドを想定している私にとっては、重量よりも衝撃吸収性を上げた方がメリットがあると判断しました。

最大タイヤサイズが700×50Cというのも魅力の一つです。(参考にCruxは700×47C)
以前からグラベルライドをしていましたが、道が荒れているほどテンションが上がる私にとって、タイヤは太ければ太い方がいいと思っています。太いタイヤが装着出来るということは、もちろん細いタイヤも装着出来ますので、コースの難易度に応じてタイヤを選択するつもりです。
簡単なレバー操作で蓋が取り外せます。
現在はパンク修理キットを収納していますが、一つ忘れ物が減るので助かります。


少し専門的な話になりますが、前作のDivergeと比べるとフレーム形状に以下の違いがあります。
1.寝かせたヘッドチューブ
71度のヘッドチューブ角度(サイズ56)は、トレイル値が大きくなり、ホイールベースが長くなることで、より高い安定と自信を提供されます。
2.低めのボトムブラケット
BBハイトを5mm下げることで、「バイクの上に乗っている」のではなく「バイクの一部である」感覚を実現。ライダーに確かな自信を与えます。
3.長めのリーチ
リーチをサイズごと段階的に延長することで、あらゆるライダーが短めのステムを使用可能に。体重をバイクの中心に保ちます。
4.430mmのチェーンステー
チェーンステーを5mm延長することで、タイヤクリアランスを確保し、長めのフロントセンターとのバランスを最適化。
より荒れたグラベルをアグレッシブに走れるようになりますので、グラベルレースを想定している私にとってありがたい変更になっています。

「UDH対応フレーム」とは、SRAM(スラム)社が提唱した「UDH=Universal Derailleur Hanger(ユニバーサル・ディレイラーハンガー)」規格に対応したフレームのことです。
簡単に言うと、リアディレイラー(変速機)を取り付ける部分の形状が統一されたフレームです。

初めてSRAM AXSが装着されたバイクを所有することになりました。フロントシングルなので操作はシンプルそのものです。右手のレバーをクリックすればリアギアが重たくなり、左手のレバーをクリックすればリアギアが軽くなります。リアディレイラーのバッテリー残量はこまめにチェックしないといけませんね。



軽量で振動吸収性の高いカーボンシートポストが標準で装着されています。
汎用性の高い規格ですのでお好きな物に交換することも出来ます。

以前から使ってみたかったグラベルタイヤが装着されています。
実際にライドしていますが、軽くてよく走るタイヤです。グラベルに突入するのが楽しみです!見た目も気に入っています。

ローレルグリーンメタリック/ドロマイトメタリックというよくわからないカラーですが、箱を開けた瞬間に一目で気に入りました。フレームカラーがグリーンのロードバイクを所有するのも初めてですが、癒される感じがします。

グラベルロードを購入したら絶対装着しようと決めていたのが、お洒落なリアフェンダーです。
今回は、ASS SAVERS(アスセイバー)WIN WING 2 GRAVEL Special Edition Great Offlineを選びました。
サドルバッグやリアライトと干渉しない装着方法が気に入っています。
見た目が少し頼りない感じですが、ご心配無用です。走行中グラグラせず安定感抜群ですし、それでいて最低限の泥除け機能を果たしてくれます。
グラベルロードバイク以外にも、ロードバイクやマウンテンバイクにもオススメです!

Divergeを組み上げてバイクを持ち上げた時の第一声が「重いな」でした。
ロードバイクにおいて「軽さは正義」というのは誰もが認めるところだと思います。正直私は、実際にDivergeに乗るまで「買って失敗したかな」と思ってましたが、走り出してすぐ間違いだったことがわかりホッとしました。
オンロードで慣らし走行をおこなったのですが、出足こそ鈍いものの、スピードが上がり出すと加速が楽になり、どんどんスピードが上がっていきます。また、スピードが上がった時の安定感・安心感が半端じゃなく高く、これぞグラベルロードバイクの真骨頂だと思いました。
もう一つ以外だったことは、登り坂も普通に速いことです。グラベルライドはもちろんのこと、ヒルクライム練習バイクとしても活用出来るマルチなバイクで相当気に入りました。
バイク全体の振動吸収性が高いのは言うまでもありません。
グラベルに突っ込んでいくのが楽しみでなりません!
グラベルロードバイクに装着するのでハンドル幅は迷いますが、カーボンハンドルに交換したいです。重量を軽くする目的もありますが、何より操舵感が軽くなるのと、Terra Barは多少振動吸収性が上がる気がします。

52サイズの完成車には標準で155ミリ幅のサドルが装着されています。が、私の坐骨結節幅に対して155ミリ幅のサドルは幅広でペダリングしづらいので、143ミリ幅に交換する必要があります。
ミラーサドルを選ぶ一番の理由は、ペダリング中に骨盤が前後左右に動かないことです。一定ケイデンスでペダリングし続ける時に自然と骨盤が安定するのはメリットでしかありません。

グラベルレース出走を念頭にハイパフォーマンスを突き詰めるなら、カーボンホイール装着は必須です。50Cタイヤを装着してチューブレスで運用したいと思っています。


最後まで私の自慢話にお付き合いいただきましてありがとうございました!
vol.2では、グラベルライドの模様をお伝えする予定です。
私のDivergeはご試乗可能ですので、ご興味を持たれた方はスタッフTにお声がけください。

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