こんにちは!
スペシャライズド京都 店長の永田です。
岐阜県の長良川で開催された 「第4回 長良川ミドルトライアスロン102秋」 に参戦してきました!

距離は
合計102kmの「ミドルディスタンス」。
フルのアイアンマンに比べると少し短めですが、十分に走り応えのある距離です。
今回はその大会の様子と、コーチ&ショップ店長として感じた「レースから学んだこと」をお届けします。
Contents

大会会場の長良川は、本当に美しいロケーション。
水の透明度が高く、川面に映る空が印象的でした。
前日は受付と試泳。
全国から集まった選手たちは、皆リラックスしながらもどこか高揚感が漂っていました。
トライアスロンは「一人で挑むスポーツ」と思われがちですが、現地に行くとその雰囲気が一変します。
会場全体が“挑戦する空気”に包まれていて、自然と気持ちが高まります。

レース当日はあいにくの雨☔
スイムは長良川を利用した往復の2周回コース。
流れが穏やかで泳ぎやすい反面、真っ直ぐ泳ぐことが意外と難しい。
私はレース序盤、体調が良くなかったか、久しぶりのレースに緊張したのか、
心拍数が上がりすぎて軽くパニックになりそうだったため、アウトコースへ移り泳ぐのをやめて深呼吸をすることに。
落ち着きを取り戻したのちマイペースで泳ぎました。途中足を攣ってしまいましたが、立ち止まりストレッチ。監視員の方に心配をかけましたが、リスタートしました。
呼吸とリズムを意識して、後半は落ち着いたペースでフィニッシュ。
スイムを終えて岸に上がると、沿道の応援が温かく迎えてくれました。
あの瞬間の安心感や生きてスイムを終えることができた安堵感は、何度味わっても格別です。

バイクパートは長良川沿いを周回するフラットなコース。
スペシャライズドの 「SHIV TT」 を相棒に、エアロポジションでできる限り効率的に。
途中、向かい風が強まる区間もありましたが、
「脚を使いすぎないようにケイデンスを一定に保つ」ことを意識。
この日は新しいホイール「ROVAL RAPIDE SPRINT」「321DISC」をテストしていたのですが、
直進安定性とエアロ効果がしっかり体感できて、まさに“機材を信じて走る”時間でした。
こうした経験を通して改めて感じたのは、
フィッティングの重要性。
正しいポジションが取れていると、後半のランでの疲労が全く違います。
(トライアスロンにおいて、重要なバイクパートは効率的なペダリングやフォームを身につけるきっかけとなるRETUL FITにおまかせ。)
雨は降り続き、コースには土砂が流れ込みバイクが巻き上げる砂や土が体中に付着し、ドリンクボトルの飲み口も泥まみれで補給が大変でした。しかしここまで過酷な環境になると、逆にテンションが上がってしまうのもアスリートの性。もう何でも来いという気持ちで、マイペースを守りながら最後までペダリングを続けました。

気温は25℃前後。後半は少し暑く感じるコンディションでした。
それでも、沿道の応援が背中を押してくれます。
脚が重くなったときに思い出すのは、練習での積み重ね。
「ここまで準備してきた自分を信じよう」
そう心の中でつぶやきながら、ひとり一人を追い抜いていく時間は、まさに“自分との対話”でした。
そしてついに見えてきたゴールゲート。
笑顔で両手を上げてフィニッシュ!
達成感と安堵が一気に押し寄せる瞬間です。
大会を終えて改めて感じたのは、
トライアスロンは“完璧を目指す競技”ではなく、
“昨日の自分を少し超えるためのスポーツ”だということ。
そして、準備からレース当日までのプロセスこそが本当の魅力です。
これからトライアスロンを始めたい方、ミドルやロングに挑戦したい方、
ぜひスペシャライズド京都にご相談ください。
コーチ資格を持つ私が、あなたの目標に合わせて最適なバイク・フィッティング・練習プランをご提案します!

今回の大会へはスタンダードディスタンスの完走経験者が「ミドルディスタンスへの挑戦!」
ポテンシャルの高いアスリートなら、初めてのトライアスロンでも「ミドルディスタンスに挑戦!」
無事に全員が完走をすることができました!
ということで、事前に本番を想定したオープンウォータースイムやトランジションを含むブリックトレーニングなどを行ってきました。中々一人では1種目のトレーニングで終わってしまいがちです。
今回の挑戦のため、チームメンバーで切磋琢磨しながら、準備をしてきたことが結果につながりました。


