パンプトラックの基本の動作からうまく遊べるようになるまでのコツなどをレクチャー致します!
前回パンプトラックの概要について、説明しておりますのでまだ見ていない方はそちらを先にご覧ください。
Contents
パンプトラックは、路面の凹凸や壁のあるカーブをバイクへの荷重の変化で加速をつけるテクニック「パンピング(Pumping)」が名前の由来です。
主にBMXやMTBなどのバイクで「プッシュ&プル」(バイクを押し出す&引き上げる)と呼ばれる体重移動のテクニックを使い、リズミカルにコースを楽しむことができます。普段は山奥でしか味わえない起伏のあるコースを街中で簡単に楽しむことが可能です。
まず、出発前のバイクセッティングについてです。
選ぶバイクはフレームサイズはいつもより小さめで、タイヤ系も26インチ程度のものを選びましょう。
また、サドルはなるべく低い位置に、ギアは少し重めに設定しましょう。
パンプトラックでバイクに乗る時は、スタンディング(立ち漕ぎ)です。
膝と肘を軽く曲げてリラックスして乗りましょう。
ペダルは水平に保ち、肘は外に張り出すように曲げるとバイクコントロールがしやすくなります。
ブレーキレバーには指1本または2本をかけたままにしておきましょう。
ブレーキは速度調整の為に使います。
ブレーキレバーは強く握りすぎないように注意が必要です。
急に強くブレーキをかけてしまうと、前転や転倒してしまう恐れがあります。
パンプトラックを走行するうえで重要なのが目線です。
慣れていないうちは、タイヤのすぐ前など近くを見がちです。
少し遠くに目線を置いていくことで、次々と現れる起伏やバーム(コーナー)への対応がスムーズに行えます。
ペダルを漕がずに加速させて走るのがパンプトラックの醍醐味。
「え?ペダルを漕がないの?」と、思われても大丈夫です。1つ1つの基本動作にチャレンジしてパンプトラックライドをマスターしましょう。
まずは、コースを周回することに慣れましょう。
バイクに乗ってコースインします。
ここではペダルを漕いでも構いません。スタンディングでゆっくりとコースを進みます。
右回りが得意な方、左回りが得意な方など様々ですが、ご自身の得意な方向を見つけて、コース周回にに慣れましょう。
バーム(コーナー部分)ではちょっとバイクを傾けると曲がりやすいです。
その際、目線を進行方向の少し先に送ることを重視してみましょう。
コース周回に慣れてきたら、ストレート部分の起伏に合わせて上下に体重移動して、加重と抜重(プッシュ&プル)をしてみましょう。
起伏の下りの部分で膝と肘を使ってバイクを下に押して(プッシュして)加重し、起伏の登りの部分で登ってくるバイクを肘と膝で上に包み込むように引き上げ、抜重(プル)することを意識しましょう。
このとき、少しオーバーにプッシュ&プルしてみて下さい。
ブランコを漕いでスピードをつける時の感覚に近いかも知れません。
ストレート部分で漕がずにスピードがついてくればGood!
ストレートでのスピードアップに慣れてきたら、スピードを乗せたままのバーム攻略に挑戦してみましょう。
スピードがついてくると遠心力でバイクは外へと飛び出そうとします。
その遠心力に応じてバイクを内側へ傾けましょう。ジェットコースターがカーブで曲がっていく様に!
ここまで、ストレートとバームにおけるコツをお伝えしました。
もっともっとお伝えしたいことはあるのですが、まずはトライしてみて下さい。
黙々と打ち込むもよし、仲間とワイワイやるもよし。
自分の成長を感じたり、仲間と技術を高めあうなど「楽しむ気持ち」が「技術を向上」させてくれます。
パンプトラックを漕がずに回れるようになる達成感は格別です。
皆さんも是非パンプトラックで夏をたのしみましょう!
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