新型Vado SL2を前作と徹底比較 ~第一世代からの変化とは??~

  • 公開:2025.03.11
  • 更新:2025.03.11

先日発表されたハイパフォーマンスE-バイク”Vado SL 2″。
単なる移動手段を超えて、ユーザーのライフスタイルに寄り添うスマートな機能も充実しています。最新モーターやユーザーインターフェース(UI)の向上など、現代のバイクとして大きくアップデートされていることが特徴です。
今回は、第一世代と比べてどのように変化したのか、スペシャライズド北海道スタッフの目線から徹底比較していきます。

あなたのまま、さらに速く

モーターのパワーアップ

新しく搭載されたスペシャライズド SL 1.2モーターは、専用ファームウェアと改良されたハードウェアを使い、パワーが33%増えました
第一世代搭載のSL 1.1モーターのパワーが240W、トルクが35Nmだったのに対し、SL 1.2モーターのパワーは320W、トルクは50Nmと向上しています。
LevoやCreoと同じ、滑らか且つ非常にパワフルな加速感をペダル一漕ぎから感じられます。

静粛性の向上

アップデートされたモーターはより駆動音が静かになっており、ライド中に無駄な雑音に気を取られることもありません。
静かな音とそのスタイリッシュの見た目からは、一見電動アシストバイクとは気づかない人も多いかもしれません。

拡張されたバッテリー

パワーの高いモーターに対応するため、前作と比較しバッテリーも320Whから520Whへとモデルチェンジ。
容量が大きくなった分、充電時間は2時間35分から3時間40分と1時間ほど長くなっています。
ただ他社の同スペックでの充電時間を比べると、充電時間が短いことに変わりありません。

あなたのまま、さらに身近に

APPLEの「探す」機能を搭載

iPhoneでお馴染みのApple社独自のデバイス管理機能「探す」が使用可能になりました。
今まで別途使用していたGPSトラッキングアイテムなどはもう必要ありません。
スマートフォン一台で完全にバイクを管理できます。

システムロックで盗難予防に

システムロックとは、Specializedアプリからバイクをデジタルで施錠できる仕組みです。施錠中に動かされると、警告音やライトが作動するようになっています。
第一世代から搭載されていたシステムロックですが、アプリとの連動性が高まり、より使いやすくなりました。

モニターの視認性が向上

第一世代搭載のモニターが8,75平方㎝なのに対し、今作搭載のMastermind H3は20平方㎝と2.2倍(実物での採寸)の大きさに変更。モニターの位置も、よりライド中の目線の位置に近くなったことで、視認性が大幅に向上しています。

なんと充電機能が

前作には無かったとても便利な機能がコチラ。
ディスプレイについているUSB Cポートにケーブルを繋ぐことで、スマートフォンの充電も可能となりました。
ライド中にモバイルバッテリーを持ち運ぶ必要もありません。

チャイルドシートも装着可能(27kg)

第一世代のリアラック耐荷重は15kgでしたが、
より生活に身近なバイクにするために、チャイルドシートも取り付け可能(最大積載量は27kg)と大幅に進化
いつものお子さんの送り迎えが、楽しくなること間違いなし。

あなたのまま、さらに悠然と

よりスムースなライドへ

ロードモデルであるRoubaixにも採用されているFuture Shock3.1が搭載され、リジットフォークに比べ最大53%の衝撃吸収を実現。
街中の段差や、週末のちょっとしたグラベルライドまであらゆるシチュエーションでライドをスムースにしてくれます。

安定感の高いライドを実現

前作の最大タイヤ幅は42mm
新型は標準で47cのタイヤを装備しており、最大56mm幅まで対応します。
そのままでももちろん安定性は高く、路面の荒れているコースを走る人は、より太めのタイヤで走破性を高めることができます。
積載性能重視、バイクパッキングライダーにもおススメです。

重量が4kgほどUP

各機能がそれぞれアップデートされている分、重量は第一世代と比べて4kgほど重くなっています。
車への積載やお家への出し入れに関しては、前作の方が優れているかもしれません。
気になる方は是非店頭で実車重量比較を行ってみてください。

細部の細かなアップデート

リアラックの形状が変化

リアラックを取り付ける部分のフレーム形状が変更されたことにより、従来のものに比べ強度が高まりました。重ねてになりますがそのため積載量も15kg→27kgと大幅にアップデートされています。
デザインも非常にスマートです。

そのほかの変更点

リアラックとテールランプが一体に、よりスタイリッシュな見た目になりました。

ラックの結合部分が、フレームの外側から内側へと変更。

タイヤチューブのバルブが、米式に変更。

第一世代と比べて実際どう??

様々な機能がアップデートされた新型Vado SL2。
特にデジタル面でのアップデートが大きく、まさに現代の生活に溶け込んだ印象を受けます。
デメリットとして車重増はありますが、その分モーターのパワーアップやコンプライアンスの向上、ラックやMastermind H3モニターなどもより実用的なレベルへと進化しています。
ただのE-バイクと呼ばせない。そんな一台に仕上がっています。
商品の詳細はコチラ。

気になる方は是非店頭にて実車をご覧ください。
前作からVadoを愛用しているスタッフたちが改めてご説明致します。
皆様のお越しをお待ちしております。

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