Tarmac SL9と同時に発表されたS-Works Rapide Postと、”新”Roval Rapide Cockpit。
今回はその2つがどのような進化を遂げたのか解説いたします。

まずはじめに一体型ハンドルバーRapide Rapide Cockpit のご紹介です。
従来モデルではフレア角(下ハンドルが上ハンドルに対してどの程度外側へ広がっているかを示す角度)が4°のみでしたが、このたび10°(ハンドル上幅380mm)と12°(ハンドル上幅360mm)が追加されました。

1.上ハンドル幅が狭いことでライダーが受ける空気抵抗が低減しつつ、フレア角が大きくなることで下ハンドル幅がUCI既定のハンドルバーの最小全幅(外端〜外端):400mmをパスできます。
2.下ハンドルを握った際の操作性と安定感が向上。下りやコーナリング時のコントロールがしやすくなります。

肩幅の狭いライダーやよりエアロなポジションを求めるライダーにとってはメリットのある仕様で、SL8やSL7にカスタムするといったお問い合わせも多くいただきます。

続いてシートポストのご紹介です。
ムービング・レッグ・マネキン(脚の回転するマネキン)を用いてエアロダイナミクスを解析し、従来よりも前面投影面積を抑えた深い断面形状と、過去最薄となるプロファイルにより、空力性能が向上しました。
従来はゼロオフセットモデルのサドルクランプ方式がボルト1本締めのタイプで、重量の増加や走行中の角度ズレがデメリットでしたが、S-Works Rapide Postはゼロオフセットモデルでもボルト2本締めのヤグラになっており、重量が増えることなくズレも起きづらくなっています。


長さ300mmモデルの重量は実測で 153g(ヤグラ込み)
同じ長さのS-Works Tarmac SL8 Postは161gで、8g軽量になっていました。
Tarmac SL9に加え、Crux 5、Tarmac SL8にも適合するので、多くのライダーにとってもカスタムの選択肢が広がります。
空力が向上し、軽量化も可能です。是非ご検討ください。
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