速さよりも、心地よさを感じるライドを

速さを求めるだけが、サイクリングの楽しみではありません。
風を感じ、季節の匂いを吸い込み、ペダルを回すたびに心がほどけていく——。
Aethosと過ごす休日の朝には、そんな穏やかで豊かな時間が流れています。
数字や記録から少し離れて、自転車と向き合う「もうひとつのライド」の魅力を、今回は綴ってみたいと思います。
朝の静けさとともに
サイクリングが好きで、休日の朝はAethosで出かけます。
僕にとってそれは、心と身体を整えるための大切な時間です。

家を出て、最初は軽めのギアでペダルを回します。
その日の気温や風に身体を馴染ませながら、ゆっくりと走り出します。
このウォーミングアップの時間で、自分の体調やリズムを確かめることができます。

やがて呼吸が整い、心拍が心地よいリズムを刻み始める頃、バイクと身体がひとつになる感覚が訪れます。
数字ではなく、感覚で走る
流れる景色を眺めながら、Aethosが路面を滑るように進みます。
トライアスロンシーズンのようにパワーやスピードをモニターで追うことはしません。
この時間は、数字ではなく感覚で走りたいと思います。

風の匂い、木漏れ日の光、足元を過ぎていくアスファルトの感触——
そんな些細な感覚が、日常のざわめきを静かにほどいてくれます。

立ち止まるという贅沢
ふと、心に残る景色に出会うことがあります。
そんな時は迷わずペダルを止め、スマートフォンを取り出してシャッターを切ります。

Aethosで走ると、ただ風を切るだけでなく、
「立ち止まること」もまた楽しみのひとつになります。

坂を登るという対話
坂道でも同じです。
心拍を上げ、苦しさに耐えながら登るのではなく、
いかに気持ちよく登れるかを考えます。

呼吸とペダルのリズムを合わせ、Aethosと対話するように一歩ずつ進みます。
それが自分にとっての「いい登り方」だと思います。

頂上に着いたとき、風が頬を優しく撫でます。
その瞬間、すべてが報われたように感じます。

カフェで味わう、ライドの余韻
Aethosと過ごす朝の時間は、速さを競うためのものではありません。
日常から少し離れ、自分と向き合うための、静かな儀式のようなものです。

心地よい汗をかいた後は、カフェでコーヒーを飲みながらライドの余韻を楽しみます。
カフェの壁に立て掛けたAethosは、流行を追うデザインではありません。
どこかクラシックで、時を経ても飽きることのない美しさを持っています。

けれど、そのシンプルな姿の中には、スーパーコンピュータで導き出された緻密な設計と、
開発者たちの熱い想いが息づいています。
Aethosにまたがるたび、その情熱が静かに伝わってくるのです。
贅沢な休日の過ごし方
少し質のいいジャケットを羽織って、ゆったりとしたランチを楽しむように。
少しクオリティの高いバイクに乗って、心のままに走る——。
そんな時間こそ、何より贅沢な休日の過ごし方だと思います。
それが、Aethosと過ごす、私の休日ライドです。
次回予告
次回は、新型Aethos 2を実際に走らせて、
私なりに感じた「走りの質」や「進化の本質」について、インプレッションとしてお伝えしたいと思います。
どうぞお楽しみに。
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