「メンテナンスのすゝめ」〜ハブベアリング編〜

  • 公開:2026.10.5
  • 更新:2026.10.4

こんにちは!スペシャライズド幕張 ストアマネージャー松田です。サイクリングに最適な季節が続いていますが、愛車の調子はいかがでしょうか?

今回は、走りの要となる「足回り」のメンテナンスについてのお話です。

皆様、ご自身のバイクのホイールを回してみて、「最近、ホイールの回転が渋くなってきた気がする…」と感じたことはありませんか?

当店でも多くのお客様にご愛用いただいている「ROVAL ホイール」。 そのハブ内部にはカートリッジ式のベアリングが圧入されており、スムーズな走りを支えています。しかし、長く使用しているとどうしても内部のグリスが劣化したり、汚れが侵入したりして消耗してしまいます。

今回は、皆様にお試しいただいている店頭の試乗用ホイールのメンテナンスを題材に、ベアリング交換の様子をご紹介します。

ハブベアリングの交換

カセットスプロケットやフリーボディを外し、ハブの内部へとアクセスしていきます。

専用の工具を使って、圧入されている古いベアリングを慎重に取り外します。

取り外したベアリングを確認してみると、内部のグリスが茶色く変色し、劣化している様子が伺えます。 このような状態になると回転抵抗が増え、本来のパフォーマンスを発揮できません。回転が渋くなってきたと感じたら、新しいベアリングへの交換をお勧めしております。

こちらが新しく組み込む新品のベアリングです。

グリスアップを行い、真っ直ぐ丁寧に圧入して交換作業は完了です! 交換後は、新品時のような滑らかな回転が復活し、また気持ち良く転がってくれますよ。ペダリングの軽さにも直結する部分なので、リフレッシュ効果は絶大です。

ワンポイントアドバイス:スルーアクスルの締め付けについて

ベアリングの消耗は、走行距離や経年劣化によるものだけではありません。 実は、「スルーアクスルの締め過ぎ」によってベアリングを傷めてしまうケースも少なくないのです。

走行中に車輪が外れないよう、緩すぎは当然危険ですが、力任せに過度な力で締め付けてしまうと、ベアリングに横方向の強い圧力がかかり続け、ゴリゴリとした回転不良や早期摩耗の原因となってしまいます。 ご自身でホイールの脱着(輪行や車載など)をされる際は、締め過ぎにも十分ご注意ください。適正な力加減にご不安がある方は、お気軽にスタッフまでご質問くださいね。

愛車のポテンシャルを100%引き出し、安全に楽しむためには定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。 「自分のホイールの回転は大丈夫かな?」と気になった方は、ぜひ一度スペシャライズド幕張にご相談ください。


メンテナンスのご予約について 

当店では、お客様の愛車をしっかりと丁寧に見させていただくため、メンテナンス作業は事前予約制とさせていただいております。 愛車の状態確認や作業のご依頼は、以下の予約フォームよりお気軽にお申し込みください。

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