すべてを征す一台。スペシャライズド史上最速のロードバイク、S-Works Tarmac SL9

ついに発表となった注目を集める新型ロードバイク「S-Works Tarmac SL9」。 今回は、スペシャライズド幕張のスタッフ陣が実際に試乗して感じた生のインプレッションをまとめてご紹介します!
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「年々太くなるタイヤに対応した最高性能、バランスを極めた確かな進化!」

Tarmac SL8は26cコットンチューブで乗ることが多かったが、コットンTLR登場と共に28cと30c、さらに32cと太いタイヤで合わせてきて、グリップと転がりのタイヤ性能を得ると共にエアボリュームから快適過ぎる乗り味となっていた。

30cコットンTLRをセットしたTarmac SL9、乗り換えた第一印象はカッチリとしたレーシングバイクの一言! 最新タイヤに合わせた剛性のチューニングがなされたのであろう、かっちりとした乗り味、素早い反応、路面情報の分かりやすさなど明確で素晴らしい。
タイヤとフレームの仕事の分担と最適化、このアップデートこそがS Tarmac SL9の核心と感じざるを得ない。 エアロは普段 SHIV TT 乗車率が高いので、ロードバイクでのエアロは希薄にしか感じられないが、ダウンヒルで、頭を下げただけでアクセル開けたかのようにスピードが高まるの様は、高いエアロ性能を感じる。

エアロ、路面コンタクトの良さ、そして前後輪とBBがビシッと常に定位している剛性により、ハイスピードダウンヒルでのブレーキングからのコーナーリングがめちゃくちゃ安定、ライントレースがデジタルのような正確さでコントロール出来る。
登りや加速のダイレクトさや速さは、私のパワーでは声高に評価することは適わないが、こんなに乗っていてワクワクするTarmacは始めてだ!
「勝利の為に高次元のバランスを備えた完璧な1台」

試乗して最初に感じたのは言語化が難しいという印象です。 これは進化していないという意味ではなく、エアロや軽量といったわかりやすいワードにまとめることがSL9の良さとして表現することが難しいということです。
仮に性能チャートがあるとしたら、全ての要素があまねく引き上がっていてレースバイクとしてのシャープなハンドリングは健在。Tarmac SL8の乗りやすさをそのままに、Shiv TTの様なスピード感とAethos2の扱いやすさと乗り心地の良さが合わさったような感覚に陥りました。
SL8の時から「人が乗って最速になる」というコンセプトは以前から言われていたことでもありました。Tarmac SL9では「TIME TO FINISH」という明確な打ち出しがあります。エアロも、軽量も、ハンドリングも、乗り心地の良さも全てはレースで誰よりも速くフィニッシュラインを走り抜ける為に求められる要素の一つです。

特化したエアロや軽量を追求していくことも重要ですが、それ以上にTarmac SL9が目指したものはとてもシンプル。 勝利の為に高次元のバランスを備えた完璧な1台でした。
「Vengeの優れたエアロ性能を受け継ぎながら、軽快な加速性能と登坂性能を両立」

スペシャライズドのエアロロードの名作 Venge。Tarmac SL9が発表され試乗した際、第一印象は「Vengeの正統な後継機」でした。
特に平坦では、Vengeを思わせる高い巡航性能を感じます。それでいて加速は非常に軽く、Vengeで感じていた「ワンテンポ遅れてバイクが動く」ような感覚は一切ありません。踏んだ瞬間に加速し、スプリントでバイクを振った際もダイレクトに推進力へ変わる印象でした。この点はSL8よりも好みのフィーリングです。
緩斜面や勾配のある登りでも最高でした。Vengeでは後半になると失速感がありましたが、SL9は最後までしっかり踏み続けられ、「まだ脚が残っている」と感じるほど余裕があります。不思議なくらい疲労感が少なく、登りでも高いパフォーマンスを発揮してくれました。
特に今回から採用されたRoval Aero Postの効果は大きいと感じました。ペダリングが非常にスムーズで脚が自然と回り、ダンシングでもバイクの振りが軽く、とても扱いやすいです。
Vengeの優れたエアロ性能を受け継ぎながら、軽快な加速性能と登坂性能、そして扱いやすさを高いレベルで両立した一台。それがSL9という印象でした。
「1分1秒0.1秒を切り詰めるために人馬一体をさらに極めた一台」

Tarmac SL9は1分1秒0.1秒を切り詰めるために人馬一体をさらに極めた一台というのが私の感想です。
現Tarmac SL8ユーザーとして目で見ただけではマイナーチェンジではないのかと思っておりました。いざ試乗してみるとその印象は完全になくなり、歴とした新型のTarmacであることを感じさせられました。前作の快適で速いというところは引き継がれ、より総合力をUPさせたバイクに仕上がっております。
前作からの違いを感じた点が2点あり、1点目はフロントフォークの剛性感です。前作よりもマッシブになりダンシング時やコーナリング時にヨレを感じず、路面に対してハンドル操作が正確に入力されている感じがありました。
2点目は足回りの空気の流れで、4mm細くなったヘッドチューブから抜けてきた風をWin FinとAero Postが受け流すことで足回りの空気の流れが整えられ、ペダルが回しやすくなった感じがありました。

新型S-Works Tarmac SL9の試乗ツアーをスペシャライズド幕張にて開催いたします。 Tarmac SL9の本質は、実際に走ってこそ体感できます。 実走環境における速さを追求した、スペシャライズド史上最速のロードバイクを、ぜひこの機会にご体感ください。
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