【よくパンクする人必見】パンクを予防しよう。

  • 公開:2024.09.16
  • 更新:2024.09.16

こんにちは、ここ2〜3年パンク歴が無いスタッフ岡崎です。

スポーツバイクを購入する際、スタッフによく質問があるのは『パンクしますか?』という内容。

もちろん運次第という回答になりがちですが、ノーメンテナンスだとパンクのリスクが上がってしまうのも事実です。

しっかりと予防をするだけでパンクを回避することも可能なので、ぜひ最後まで読んでみてください。

パンクを予防

まず当店でパンクによるチューブ交換を行った際、どのような原因だったのかを過去100件分まとめてみました。

時期によって比率は変わります

リム打ちが54件と半数を占めています。

リム打ちとは:段差に勢いよく乗り上げた際などに、段差とリムの間にタイヤとチューブが強く挟まれること


予防①空気圧をこまめにチェックしよう

リム打ちの原因の多くは空気圧の不足です。

空気圧が下限値を下回らないように定期的に空気圧をチェックしましょう。

規定の空気圧はほとんどは『タイヤの側面』に記載がございます。

この写真では見えにくいですが、『25-50PSI/1.5-3.5Bar』と記載があるため、この範囲内で空気圧を設定してあげましょう。

空気圧が測れない

そんな方はケージ付きのポンプを購入しましょう。

スペシャライズド製のポンプはエアケージが大きく見やすい設計になっています。


予防②路面に注意しよう

当店のパンク原因第2位にランクインしている、『外的要因』。

外的要因と言ってもさまざまで、ホッチキスの芯、ガラス片、釘など、路上に落ちている尖ったゴミが刺さることによってパンクした事を総称しています。

つまり予防としては『路面を選ぶこと』

危なくない範囲で危険物を避けたり、事前にサイクリングルートを綺麗な路面を選ぶ等、心がけてみるのも予防の1つかと思います。

100%綺麗な道を選ぶ、というのは無謀なので気配り程度かなと思います。

またライド後にはタイヤに付着した汚れを拭き取ってあげることで、浅く刺さったゴミを事前に除去することができます。


予防③パンクする前に交換

当店のパンクの原因第3位にランクインした、『劣化』。

こちらはチューブの劣化はもちろんですが、タイヤの劣化によるパンクも含まれています。

タイヤ、チューブはゴム製品ですので、走行距離に関わらず時間が経つと劣化は進んでしまいます。

走行が出来なくなるわけでは無いので、気づかずにそのまま使用されている方も多く、突然パンクしてしまうことも多々あります。

2年以上タイヤ・チューブを交換していない方は要注意。

一度プロショップでの点検をおすすめいたします。もちろん当店は他メーカーのバイクでも対応可能です。


【番外編】珍しいパンクの原因を紹介

その他の項目に分類した中で、珍しい原因が2件ありましたのでご紹介します。

1.チューブの噛み込み

チューブの噛み込みとは、簡単にいうとタイヤからチューブがはみ出た状態で、空気を入れてしまった際に起こるパンクの原因です。

いわゆるケアレスミス。

応急処置や自宅でのタイヤ・チューブ交換の際には、チューブの噛み込みがないかしっかりチェックしてからエアを入れてあげましょう。

2.飛行機輪行でのバースト

飛行機ではタイヤのエア、そしてマウンテンバイクではサスペンションのエアをある程度抜く必要があります。理由としては、気圧の変化によるバーストを防ぐためです。

空気が入った状態で空輸して100%バーストするかと言われるとそうでもないのですが、万一の為にほとんどの方がエアを抜くと思います。

しかしながら忘れてしまうことも良くあります。

そんな稀なパンク(バースト)に出会い、当店スタッフもビックリ。

飛行機輪行の際はエアを抜くことを忘れずに。


まとめ

ちょっと手を加えるだけで、パンクを回避することも可能なので、ぜひ実践してみてください。

また自転車にはパンクが付き物ですが、応急処置も覚えるとパンクの不安に駆られる事も減るのではないでしょうか。

次回、出先でパンクした際の応急処置法!

お楽しみ。

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