こんにちは。店長の平井です。
私のCRUXフレームセットがいよいよ入荷しました!
注文から約11ヶ月と長かったのですが、実物を見て待った甲斐があったなと思わせてくれるフレームでした。時間を見つけてぼちぼち組み上げていき、ようやく完成しましたので、今回はパーツ構成などをご紹介しようと思います。
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先日もご紹介しましたが、今回購入したフレームは「S-WORKS CRUX」。元々はシクロクロスだったフレームが今作より軽量グラベルとして登場。FACT 12r CARBON採用のフレームはものすごく軽量で、54サイズ(フロントフォーク無し)でわずか「760g」と言う軽さ。箱から出した時にロードバイクのフレームかと思うほどの衝撃でした。
ホイールは以前より使用しておりますSLX 24 Discをそのまま採用。アルミホイールでありながら前後セットで1,515gと言う軽量性を誇るホイールです。更にチューブレスにも対応していると言う優れもの。この性能がありながら、お値段¥96,800(税込)ですから、コストパフォーマンスにも優れたホイールでは無いでしょうか。
ただ、もう少し大きなタイヤをはめたい欲求が日に日に増えており、700cのホイールを新調するか、650bを新たに買い足すか検討中です。良いフレームを買っても中々満足はしませんね(笑)
こちらも以前から使用しているタイヤでシクロクロス用にと思い700×33cをチョイスしています。オンロード、オフロード問わず使えて、転がり抵抗も少ないのでオンロード多めでもおすすめです。グリップ感も丁度良い感じで、砂利道や河川敷の草の上でもしっかりとバイクをコントロールすることができます。
こちらも以前のシクロクロスより使用しておりましたShimano GRXを移植。ジャンクションAをハンドル内装にしたかったのですが、メーカー在庫無しとの事で以前より使用しているステム下のタイプを使用。当別不満はありませんが、もう少しハンドル周りをスッキリさせたい…贅沢な悩みです(笑)。ローターは消耗も大きかった為、SM-MT900に変更。今までより少しは軽くなったかな。(今まではRT900を使用)
BBは以前はプレスフィットタイプのフレームでしたので交換は必須でした。ShimanoのDURA-ACE、CERAMICSPEEDのCOATEDなどと悩みましたが「CEMA」にすることに。Shimanoは以前も使用していたこともあり、せっかくなら使ったことが無いものと言うことで、本当はCERAMICSPEEDのCOATEDにしたかったのですが予算もありますのでCEMAになりました。しかし、このCEMAもプロチームが使用しており、性能は実証済み。
いざ取り付けてみると、予想以上に良い。手で触ってみると明らかに周りが軽くスルスル動く感じ。耐久性やメンテナンスの頻度はCERAMICSPEEDのCOATEDに比べると劣るかもしれませんが、この価格でこの軽さが手に入るならおすすめです。実際に新車購入時に交換して納車を希望される方もいらっしゃいました。
このチェーンを購入した時は以前のバイクに取り付けしようと思い注文しました。しかし、これも新型コロナウイルスの影響からか納期が段々と延び、まさかのNewフレームと同じタイミングで入荷。迷いましたが、せっかくなので取り付けることに。シンプルなフレームなので最初はどうかなといった感じだったのですが、見た目がMTBっぽくなったので、意外とアリかなと。性能面はもう少し走ってからインプレッションします。
シートポストはフレームセットに付属しているALPINIST CARBON POSTをそのまま採用。明らかに他のシートポストより軽い。箱に入っているのを持つと、中身が無いんじゃないかと錯覚してしまうような軽さです。ポジションも含めて検討中ですが、TERRA CARBON POST(0mm offset)も気になってます。こういう時にフィッテイングしてもらえるのは良いなぁと感じます。
ステムは軽量なSL STEM(100mm)を採用。今までのポジションを参考にしつつ模索中。ハンドルはアルミのホバーバー。今ではラインナップが無くなりましたが、ROUBAIXなどに使用されているハンドルです。(※カーボンモデルのホバーバーはサイズによっては在庫が有ります)
通常のハンドルよりもアップポジションになるハンドルは上体を起こしたい方にはおすすめです。私もガンガンスピード出して走るわけではないので、よりリラックスできるようにこのハンドルをチョイスしました。
サイクルコンピュータはGARMIN 1030 PLUSを使用していますが、ライトやカメラなども付けるためハンドル周りがぐちゃぐちゃになりがちです。そこで、現在はREC-MOUNTS(GARMIN用)に下部アダプター「ダブルベース」を採用。アタッチメントを交換すればライトを2個つけることも可能ですので、ブルベをされている方や日本一周を計画している方にもおすすめです。
MTBの方でもShimano SPDを使用しているのでシューズを使い回すためにも同モデルを選択。基本的にビンディングシューズで乗るので、両面キャッチできるモデルを採用。
これは、以前MTBに使用したものが余っていたので、貼ることに。しかし、左のチェーンステーはタイヤを脱着する時などディスクローターを気にしないといけないので、フレーム保護の点でも満足してます。また、見た目的にも違和感なく色々な方から意外と!?高評価を得ています。
各種パーツご紹介しましたが、全て組み合わせると、こんな感じになりました。
見た目はバッチリ好みです。まだ、少ししか走ってませんが33cのタイヤを履いているとは思えないほど、漕ぎだしは圧倒的に軽いです。これから色々なところに出かけてインプレッションも書いていきますので、お楽しみに。
参考までに私のバイクサイズは54cm、アルミホイール、アルミハンドル、Shimano GRXで付属品(ペダルやサイコンマウント)込みで重量8.30kg。まだまだホイールやハンドルをカーボンに変えたりしていけば軽量化も出来ますので、グラベルバイクでありながらロードバイク並みの重量にすることも可能です。
お値段はこの仕様で約100万円。現在、S-WORKSの完成車を購入するのが150万円以上する中で、この金額は魅力的なのではないでしょうか。
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