こんにちはスタッフ岡崎です。
当初では週1投稿を目標にしていた『スタッフ岡崎Diary』ですが、現在はマイペースで投稿させていただいております。頑張って更新頻度を上げていければと思います笑
さて今回はe-MTB(電動マウンテンバイク)Levo SLの真骨頂!
トレイルでのインプレッションを含めた、e-MTB『Levo SL』を深堀りしていきます。
Contents
現在、日本国内でも絶大な人気を誇る『Levo SL』
今から約4年前に『Levo SL』が日本で発売が開始され、当初は『電動に頼らず、自分の力で頑張るから不必要だ』であったり『ペダルバイクに比べ下りの性能が損なわれるのでは?』との声も多かったものの、一度乗ってみるとその言葉は一瞬にして消え去ったように思えます。
良くも悪くも日本人は否定から始まる事が多く(私もその一人です)、その否定の”ふるい”にかけられ生き残った製品はやはり良い製品が多いです。
現在Levo SLは日本に初上陸のモデルからフルモデルチェンジを果たし、『Levo SL “Gen2″』という名で販売されております。
フルモデルチェンジを果たし、MTBとしての性能はもちろんですが、e-MTBとしての性能もパワーアップ。
ベースは『Stumpjumper EVO』のマレット仕様で、下りの性能を底上げ。そしてモーターもパワーアップ。
トレイルライドでは必需品となりそうな勢いです。
トレイルライドというのはMTBコース(カスタムコース)を走る時とは違い、リフトやゴンドラというものが基本存在しません。
多くのトレイルでは自走で登り、そして下る。また自走で登るのも体力・脚力的に難しいトレイル(トレイルを逆走するタイプなど)も多く存在しています。
e-MTBが日本に上陸、そして流行を呼ぶ前は、自走で登る人もいれば、複数人で協力して車でピックアップして登る。このような方法でトレイルライドを楽しんでいる人が多数でした。
現在は主流という程ではありませんが、e-MTBの需要が高まりつつあり、今後主流に移り変わっていくのではないかと思います。
もちろんMTBパークやレースシーンでは今後もe-MTBではなくペダルバイクが主流だと思っていますが、今回はトレイルライドにフォーカスした『スタッフ岡崎』個人の意見ですので悪しからず。
トレイルライドでは多くの上りに直面します。Levo SLの前では全く関係ありません。
減るのは体力ではなく、バッテリー残量です。
斜度が上がると多少息が上がることもありますが、ペダルバイクに比べれば大したことはありません。
私は今まで車でトレイルの入り口付近、つまりは山のふもとまで車で行き、そこから自走で登っていました。現在は家から自走で山へ行き、e-MTBで登り、下り、帰宅が可能になりました。
遠方へは車で向かいますが、疲れによる帰り道での睡魔に襲われることがかなり減りました。
また出勤前のライドでも日差しの強い夏でない限り汗をかくことも少ない為、気軽にトレイルへ行くことができます。
私はヒルクライムというのが非常に苦手で、気が付けば心臓はバクバクに。
ペダルバイクではお先にどうぞ、そして頂上で後ほど…というのが日常で、一緒にトレイルへ行った方を頂上で十数分待たせてしまうことも多々ありました。
Levo SLでは脚力差にとらわれず、会話を楽しみながらヒルクライムが可能になり、よりトレイル仲間との仲も深まりました。
私のように自分の脚力に自身が無い方には非常にオススメです。
Levo SLの特徴としては大きく分けて3つあります。
アシストがスムーズ。というのもSPECIALIZED自社開発のSLモーターはアシストをケイデンスに基づきコントロールしています。
低ケイデンスではアシストがかかりづらく、高ケイデンスになるとアシストがかかる仕組みになっています。
なぜこれが重要かといいますと、『自転車本来の楽しみを損なわない』からです。
アシストONの状態でのスタンディング、低速走行時の唐突なアシストでの事故防止、過度のトルクによるドライブトレインの消耗、などなど。”アシスト”が引き起こす問題を多く解決しています。
特にトレイルの中では、トラクションコントロールが他社製に比べ非常に容易です。
また適切なギアを選択して走行することで、アシストの恩恵は問題なく受け取ることができます。
LEVO SLはS4サイズで17.58㎏(SPECIALIZED公式HP参照)とe-MTBとしては圧倒的な軽さを誇ります。
しかし圧倒的な軽さとは物理的な軽さだけでなく、注目するべきポイントは『軽快なコントロール』にあります。
Turbo製品(スペシャライズド製e-BIKEの総称)はモーターがシートチューブ下部(ペダルバイクだとボトムブラケットの位置)にあるため、重心が低くトラクションコントロールがペダルバイクのようです。
また体重が軽い方は特におすすめで、昨今のダウンヒルレーサーがBB付近に重りを付けるのと同じく、サスペンションの性能をより引き出しやすく感じます。
また操作感はペダルバイクと疑ってしまう程です。
確かにレースシーンでの使用等では、ペダルバイクに負けてしまう点はありますが、使用用途がトレイルメインの方には120%満足していただけると思います。
まずLEVO SLの初期装備としてはマレット仕様というのが際立ちます。
マレット仕様はフロント29インチ、リア27.5インチの前後異径のホイールセッティングのことを指し、29インチの直進走破性、27.5インチの小回りの利くコントロールの2つを良いとこ取りした仕様となります。
更にLEVO SLでは前後29インチのホイールセッティングも可能としており、マレット仕様と一般的な29インチ仕様のどちらでも最適なジオメトリを保つことが可能です。
LEVO SLはこれだけではありません。Stumpjumper EVOがベースになっているということは、ヘッドアングルを3種類選択できます。
ヘッドアングルは63、64.25、65.5度の3種類の中からライディングスタイルに合わせてセッティングが可能。ヘッドカップを交換するだけでセッティング可能なので、慣れれば数分で作業完了です。
e-Bike全般を購入する際の懸念点として挙げられる、バッテリーの”持ち”
長い時間を走るためには、より容量の大きいバッテリーを搭載する必要があり、走行性能を著しく低下させることも少なくはありません。
LEVO SLは非常に軽量の為、バッテリーの持ちが良くないのでは?との問い合わせも多くいただきます。
しかしながら、LEVO SLはSPECIALIZED自社開発のフレーム形状にフィットするバッテリーを使用することにより、大容量かつ軽量、そして外見もスマートに仕上がっております。
ECOモード(アシスト出力35%)で約120㎞程、Turboモード(アシスト出力MAX)で約50㎞程走行が可能。
もっともっと長い距離を走りたい方は『レンジエクステンダーバッテリー』をおすすめします。簡単に言うとモバイルバッテリーです。
容量は本体内蔵のバッテリーの半分。通常のボトルでも使用可能なレンジエクステンダーに対応したボトルケージに取りつけ、走行中の給電も可能。
またスペシャライズドアプリで給電先を変更し、レンジエクステンダーを先に消費させることも可能です。
Levo SLのファーストインプレッションは以下のリンクよりご覧になれます!
いかにLevo SLが優れたバイクなのか、当店には試乗車をご用意しておりますので是非乗って体感してみてください。
スペシャライズドストアのスタッフがスペシャライズドのバイクを褒め上げるのは当たり前のことかもしれませんが、もし私が某ライバル社に勤務していたら、正直スペシャライズドのe-Bikeにはお手上げです。
時代をかなり先取りしている感じ。よりスペシャライズドのファンになった、そんな1台です。
改めてスペシャライズドが大好きな、スタッフ岡崎でした。
次回の投稿はいつになるかな~。お楽しみに。
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スタッフ岡崎
ー経歴ー
高校生からBMX競技を始め、バイクコントロールの基礎を学ぶ。高校卒業後は宮本輪業BEACH LINE BICYCLEにメカニック兼販売スタッフとして就職。2022年2月よりスペシャライズド熊本オープンと共にスペシャライズド熊本へ異動。現在もスペシャライズド熊本に在籍し、ロードバイク・MTB文化を広めるべく日々奮闘中!
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