ライドに行く前に必ずしなければならないことの一つ、それはタイヤに適正空気圧の空気を入れることです。当たり前のことですが、たまに「これってどうやって空気入れるんですか?」と聞かれることがあります。
というわけで、今回はフレンチバルブの空気の入れ方をご紹介します。
ロードバイクによく使われているのが、写真の『仏式バルブ』。細く軽量に作られていますが、高い空気圧にも耐えられる構造になっています。
シティサイクル(ママチャリ)専用の英式では互換性はありませんので、仏式対応で高圧に対応する専用の空気入れが必要となります。
スポーツバイクの専用空気入れにはゲージがあります。適正な空気圧を入れるため、ゲージを見ながらポンピングしていくのですが、では何気圧入れればよいのか。
空気圧は車種ではなくタイヤにより異なり、タイヤには写真のように5.0bar-6.5barと、そのタイヤの適正空気圧の表記があります。
タイヤによってはpsi表記のみのモデルもありますが、多くのスポーツバイク用の空気入れは両方の記載があるのでご心配なく。
①キャップを外す
先端の樹脂製のキャップを外します。
② コアを緩める
バルブ先端にあるボルトを左(反時計回し)に回して緩める。
③ 固着解除
栓がバルブの中でくっついていることがあるので、ポンプをさす前に先端を一瞬押し「プシュ」と空気が抜けたらOKです。
④ ポンプヘッド装着
真っ直ぐバルブの軸に対してまっすぐに奥までしっかり挿しましょう。斜め挿しこむとバルブ先端が曲がったり、折れたりすることがあります。
また、しっかり奥まで差し込まないと、空気が漏れることもありますので注意してください。
⑤ バルブロック
ポンプをしっかり差し込んだら、ポンプのレバーを上げます。
レバーが上がると、ポンプヘッドとバルブがしっかり固定され空気を入れる準備が完了します。またこの時空気圧計が示してる数字は、現状の空気圧です。
⑥ポンピング
ハンドルが一番出た状態から・・・
体重をかけて一番押し込んだ状態までポンピングします。
⑦適正気圧
上記で説明したように、適正気圧まで気圧計が示すまでストロークします。
⑧ ポンプヘッドを抜く
適正空気圧まで入れたら、固定レバーを倒してポンプヘッドを抜きます。
抜く時はかたくて、少し力が必要ですが、こじたり、斜めに抜くと先端が曲がったり、折れたりする恐れがあるので、ポンプは真っ直ぐ抜いて下さい。
⑨ コアとリムナットを締める
ポンプヘッドを抜いたら、バルブ先端のボルトを締め、リムナットもしめますが、工具は使用せず指で締め付けられる強さで問題ありません。
これで安心してライドを楽しめます。
スポーツバイクのタイヤは、ママチャリに比べて空気が抜けやすいのが特徴です。これはまず空気圧の違いによるもので、ロードバイクなどは7〜8気圧と高圧で使うため、高圧なほど空気分子がゴムを透過しやすく、自然に空気が抜けやすくなります。また軽量化のために薄いチューブを採用していることや、細いタイヤで空気の容量が少ないことも理由の一つ。
なので私は毎日の通勤はもちろん、ライドのたびに空気を入れています。毎回の作業だからこそ、使いやすい、優れたフロアポンプを使いたいですね。
ちなみに・・・空気を入れた後、ポンプヘッドを抜く時、結構強い力で引き抜いてチェーンやディスクローターで手を怪我した経験とかありませんか?私はあります・・・しかも2度もW
そこで、編み出した「ガク抜き」があります。
まずバルブを上に持ってきて、片手でポンプヘッドを握り、もう片方の手をリムに引っ掛けます。
あとはリムに引っ掛けたほうの親指でゆっくりポンプヘッドを押していくと、びっくりするほどスムーズに抜けます。この方法なら抜いた勢いで手を怪我することはありません。
私の使用しているスペシャライズドのAIR TOOL COMP V2は、最後まで軽やかにポンピングができるのと、一番のおすすめポイントがポンプヘッドのロックがめちゃくちゃしっかりしてます!
コレがほんとにしっかりしててノーストレス。フロアポンプを探してる方も、空気入れ中にポンプヘッドが抜けて困ってる方も、お店ではお試ししてもらうこともできますので、ぜひご相談ください。
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