ロードバイクに乗っているとチェーンやブレーキなどのメンテナンスは欠かせません。
しかし、日頃からこまめにクリーニングをされている方でも、見落としがちなのがフリーボディのメンテナンスです。
フリーボディは自転車の駆動に重要な部品で、フリーボディに不調をきたすとクランクを回してもホイールは空回りをしてしまい進むことができなくなります。
ライド中にこのような事がおきてしまうと、とても怖いですね。
今回はお客様からご依頼をいただきましたROVAL RAPIDE CLのフリーボディのメンテナンス内容
クリーニングとグリスアップの流れをご紹介いたします。
DT SWISSのメンテナンス推奨は通常の条件下で使用する場合は1年に1回、過酷な条件下(断続的、または頻繁に埃、雨、雪などの影響を受ける環境下)で使用する場合は3ヶ月に1回、メンテナンスを行うことを推奨しています。
スペシャライズドのROVALホイールにはDT SWISSのハブを採用しております。
DT SWISSのフリーボディは「面」でパワーを伝えるDT SWISSの特許「ラチェットシステム」になります。
初めにスプロケットを取り外します。
スプロケットを外すことによりフリーボディのスプラインの掃除も出来ます。
ハブキャップ外してフリーボディを取り外します。
スターラチェットのグリスに不純物や汚れが付いて黒くなってますね。
フリーボディ側のスターラチェットも同じく汚れてます。
外したパーツを無くさないように並べます。
ここから洗浄になります。
汚れを落として、消耗の状態も確認していきます。
全て洗浄が終わればグリスアップをして取り付けていきます。
使用するグリスはDT SWISS純正のスペシャルグリスを使用します。
※グリスは必ずメーカー純正のグリスを使用しましょう。
スターラチェットにグリスを塗っていきます。
※この時に、グリスを塗りすぎないように注意します。
グリスアップが終われば、適正にフリーボディを取り付けていきます。
最後にハブキャップを取り付けてメンテナンス完了です。
走行中のトラブルにならないように事前にメンテナンスをしてライドを楽しみましょう。
Rovalのホイール以外でもDT SWISSのハブのメンテナンスなどもお受けいたしております。
スターラチェットのメンテナンスのご依頼はスペシャライズド神戸までお気軽にお問い合わせください。
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