先日新型コンポーネントの発表がありましたね。
昨今、コンポーネントの電動化が進んでおりますが、
・シンクロシフトって何なのかしら?
・実際、どうなのよ?!
というお声がしばしばございます。
筆者結論からいうと主観ではありますが、「ファンライダーには絶対お勧め!」です。
そもそも「シンクロシフトって何なのさ?」ということで、今回はSHIMANOのDi2シリーズのシンクロシフトにスポットを当てて簡単にご紹介いたします。
シンクロシフト、正式には「SHIMANO SYNCHRONIZED SHIFT(シマノ シンクロナイズド シフト)」といい、前後両方のディレイラーを最適なギア組み合わせに自動的に選択してくれる機能です。
変速モードは3種類
【マニュアルモード】
通常の変速モードです。前後のディレーラーをライダー自身が調整して使用します。
【セミシンクロモード】
フロントディレーラーを変速をすると、リアディレーラーを自動的に最適なギアに変速してくれるモードです。
フロントギアを変更した際に一気に軽くなってクルクルしすぎたり、逆に重くなってつんのめりそうになったりした経験ありますよね?そこを自動で調整してくれる機能です。
【シンクロモード】
リアディレイラーの変速と連動し、フロントディレイラーが最も効率的なギアを自動的に選択してくれるモードです。
リアを少しずつ変速していくと途中で自動でフロントを切り替えてくれて最適なギアに調整してくれる機能です。
シンクロモード、セミシンクロモードともに坂道では特に威力を発揮してくれます。
リアを少しづつ軽くしてたら、フロントとたすき掛け状態になっていたとか、フロント変えたら一気にペダルが軽くなりすぎたなんてことを自動で調整してくれるので足への負担が少なく、かつチェーンやギアへの負担も軽減してくれて、パーツの寿命も延ばすことにつながるかも!?
筆者、初期のモデルからDi2を使用しておりますが、「勝手にギアが変わるなんてけしからん!」なんて頑固にマニュアルモードを使用しておりました。
が、体力の衰えを意識するようになった最近、今更ですがシンクロモードを設定してみたところ、「今までなんと無駄に変速していたのだろうか…」と反省しきり。設定したところで自動でフロントが変わってくれじゃありませんか!
最初は変速のタイミングに違和感がありましたが、そんなのも100mも登ればすぐに慣れましたよ。
登坂ではまるでギアが増えたかのように楽に登れる!ロングライドでは、無駄に力むことが無くなり足にかかる負担が減り、翌日の疲れが軽減されました。
人間便利にはすぐ慣れる!食わず嫌いはいかに損をするかを身をもって体感した次第で、皆様にもお勧めしたいと強く思った次第です。
では、「シンクロモードは使った方がいいのか?」「シンクロシフトとセミシンクロどっちがいのか?」というのは、ライダーの走るルートや脚質によって一概に言えないので、皆様それぞれ試してみてくださいね。
ちなみにスペシャライズド社員に社内アンケートしたところ、下記のような傾向がありました。
レースで走るシリアスライダーは、シンクロモード無で使用。
エンデュランス系やゆるポタ系のタイプはシンクロ(セミシンクロ含む)の仕様で走っているという結果が出ましたよ!
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