ロングライドを楽しむのに定評のある、Roubaix SL8。
Specializedスタッフも多く乗っているバイクでもあるRoubaix SL8。
Tarmac SL8やAethosを乗られていたライダーからは「ハンドルポジション高くない?」との声を聴く事もあります。
Roubaix SL8は快適性の高い乗り味と、ボジションの両立をする事は出来るのでしょうか。
そこで、Roubaix SL8 Compをライダーのポジションにどの様に対応できるのか、また他にも色々とカスタムをしてみました。
通常のハンドル周りはこのような感じ。
フレームサイズによってハンドル幅は変わりますが、通常ステムはマイナス6度。ハンドルはライズで15mm高くなっています。
初期設定は、上部ヘッドベアリングのカバーにもなる”アッパートランジション”が写真右の高い仕様になっています。
今回はアッパートランジションを低い仕様、ステムをRoval Alpinist Stemのマイナス12度、ハンドルはライズ0mmのS-Works Shallow Road Barに交換をしてみました。
こうする事で、ハンドルの高さは初期設定よりも約38mm低くする事が出来ます。
これはTarmac SL8やAethosと比較をしても、20mmスペーサーが入っているのと近似値のポジションになります。
また、ステアリング周りですが、せっかくなのでFuture Shockを変更してみました。
左がRoubaix SL8 Compに標準装備されているFuture Shock3.2から、右側のコンプレッション調整可能な油圧ダンバーが付いたFuture Shock3.3に変更。
Future Shock3.3は、ライダーの体重を目安にスプリングの設定を行う各グレード共通調整に追加して、上部ダイヤルでFuture Shockの沈み込む速さをコントロールできる仕様になります。
今までの歴代Future Shock搭載のバイクにも、Future shock3.3のアップグレードが可能です。
ポジションが変わる可能性もありますので、再現性についてはお問い合わせください。
また、STEM ACCESSORY MOUNTを装着する事で、ハンドル周りをすっきりとサイコンとライトを取り付け出来るようにしました。
他にもホイールをAlpinist SLXⅡへ、クランクは長さを変えてパワーメーター付きに変更してみました。
ローターもULTEGRAグレードにする事で、放熱効果とブレーキタッチの向上につなげてみました。
ポジションに関係しない部分も変えてみましたが、「ハンドルが高くてストレスが少ない」ポジションから「ペダルへの力を入力しやすい」ポジションに変化させてみました。
あなたもRoubaix SL8の快適性の高い乗り味に、お好みのポジションを融合して乗ってみませんか?
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