スポーツバイクの魅力の一つが、ホイールの着脱が自分で簡単にできること。
パンク修理・輪行・車載・クリーニングなど、あらゆる場面で必要になる基本作業ですが、実は「正しいやり方」をしっかり習っていない方も多いんです。
今回は、ディスクブレーキモデルのリヤホイールを フレームを傷付けず・安全に・スムーズに外す方法 を、初心者でも確実にできるように徹底解説します。
Contents
—— 初めてでも失敗しない、4つの手順 ——
フロントは「インナー(小さいギア)」、リアは「トップ(小さいギア)」へ。

これにより チェーンのテンションが弱まり、ホイールが抜けやすくなります。
レバー式はそのまま、六角レンチ式はそのメーカーに合ったサイズのレンチを装着し、リアのスルーアクスルを反時計回りで緩める。

スルーアクスルを緩め、完全に抜いてしう。

固着している場合は無理せず、一度ショップで確認を。
☝ここがポイント
RDを後方に倒すことでチェーンのテンションを逃がし、ホイールが下に抜けるための通路ができる。

RDが動きにくい場合は、チェーンにテンションが残っていることが多いので、もう一度①のギア位置を確認。
タイヤが地面に当たった状態でフレームを上方向に持ち上げると、スプロケットがスムーズにチェーンとRDの間を抜けていく。

フレームのクリアランスがタイトなバイクは、少し車体を揺らすと抜けやすい。
—— ディスクブレーキ特有の「やってはいけない」ポイント ——
初心者が最もやりがちなミスで、握ってしまうとパッドが閉じてしまいローターが入らなくなることがある。

不安な場合は、ホイールを抜いて各種作業をする際に、ダミーローターを入れておくと安心。

作業中にチェーンオイルが付着したり、汚れた手で触らない。

ローターを汚してしまうと、制動力に影響したり、異音の原因になってしまいます。
シマノ12Sチェーンは、変速性能を向上し、静かでスムーズな変速ができるように作られてます。そのためプレート角が鋭いく、カット面のエッジが鋭いため、傷が付きやすい印象があります。

「大胆に外す/慎重に外す」という次元ではなく、チェーンがフレームに一瞬触れただけで細かい傷が入ることも・・・そのためチェーンプロテクター未装着のバイクは要注意。
そこでおすすめなのが、ペーパーウエス。

ストレージBOXに“ペーパーウエスを1枚常備”しておくこと。

折りたたんで入れておけばかさばらないし、この1枚で安心してホイールを外すことができます。

もちろん作業後に手の汚れやフレームの汚れも拭けるので一石二鳥!
ぜひ試してくださいね!
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