そのトップキャップボルト、アップグレードしましょう!

  • 公開:2025.09.2
  • 更新:2025.09.2

Tarmacにお乗りのみなさま、トップキャップボルトが白くなってきていませんか?

軽くて速い最高のバイク「Tarmac」ですが、トップキャップのボルトが汗や水でサビたり、白く結晶化して、見た目が無残なことになってませんか。私のボルトは真っ白です・・・というわけで、本日はサビたトップキャップボルトについてご紹介します。


腐食の原因

S-Works Tarmac SL8やSL8 Proに装備されている ROVAL RAPIDE COCKPIT のトップキャップボルトは磁石にくっつきます。これは汗や水でサビやすい素材の可能性が高いということ。

サビが原因で固着したりすると大変ですし、見た目が悪いので耐久性の低下も考慮し交換をお勧めします。


サビによるトラブル

性能には関係ありませんが、見た目が非常に悪いです。そして今回、サビたボルトを交換するため、4mmアーレンキーを差し込もうとしたところ…
「刺さらない!」 というアクシデントが発生しました。

汗の塩分が結晶化し、内壁が詰まりアーレンキーが刺さりにくく、浅くしか入らない状態になってました。このまま無理に回すと ボルトが舐めて外せなくなるリスク大

なんとか奥まで差し込みボルトを緩めると、今度は中から赤サビが…。


赤サビは耐久性の低下を招くため、放置は危険です。

ハンドル高さの調整やステム交換のたびに、このリスキーな作業は避けたいところですね。


交換したボルト:64チタン(Ti-6Al-4V)

今回は β TITANIUMボルト に交換しました。

チタンは汗に強く自然に「酸化チタン皮膜」を形成し、腐食を防止するため、鉄やアルミは汗の塩分で腐食が進みますが、塩分にも強い(塩化ナトリウムの影響をほぼ受けない)のでチタンなら安心です。


カラーバリエーション(全7色)

  • シルバー
  • ダンデライオンイエロー
  • アイスブルー
  • リーフグリーン
  • マジョーラブルー
  • ローズピンク
  • ウッドブラウン

バイクカラーに合わせたり、ワンポイントのアクセントにも最適です。


軽量化効果も!

今回の主目的はサビ対策でしたが、チタンのもう一つの魅力「軽さ」も見逃せません。

  • 純正ボルト重量:6.1g
  • チタンボルト重量:3.3g

→ 2.8gの軽量化!

ちょっとした差ですが、バイク全体で積み重なると無視できませんね。


ガクコメ

ライド中に信号待ちの時に、自分のバイクのトップキャップが白くなっていることに築きました。

しかもアップで見ると超汚い!!!

他のターマック乗りの方にもお話を伺うと、皆さん同じ悩みを持っておられました。
ラピーデコックピットのボルトは磁石に付くので、鉄製だと考えられます。では、なぜ表面にアルミ素材に出るような白サビが?
おそらく、亜鉛系コーティングが先に腐食して白サビが浮き、内部は鉄のため赤サビが出ているのではないか・・・と推測しています。あくまで私の推測です。

どちらにしても白サビは見た目が悪く、赤サビは耐久性が低下するため、ビジュアル・軽量化・安心感を考えると、交換しない手はありません!

この夏のライドでトップキャップが白くなっている方、アーレンキーが刺さらなくなる前にぜひご相談くださいね!


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