「自分に合ったポジションを見つけたい」とご相談をいただき、Retül Fitをお申込みいただきました。
ステム下に搭載されたスペシャライズド独自のコラム内蔵型サスペンション機構「Future Shock」は、ハンドルの高さに可動域があり、フィッティングバイクの「Müve SL」では再現が難しいバイクです。
今回はバイクを直接ローラー台に設置してフィッティングを行う事にしました。
お客様が今回のフィッティングに求められていたのは「快適にサイクリングをできるポジションの構築」
速く走る事よりRoubaixらしくスムーズに、身体への負担を最小限にライドを楽しめるポジション作りに重きを置いていました。
お持ち込み時は少しハンドル荷重になり、Future Shockも常に少々沈み込み気味、サドルも座骨幅にしては若干細いサドルを使用されていました。
ステム長を短くし、スペーサーを追加してハンドル高を変更。
合わせてサドルの高さと前後位置も調整していきます。
変更後は荷重がハンドルに乗りすぎず、肩首や手への負担を軽減する事が出来ました。
ハンドルへの荷重が減った分サドル荷重が増えましたが、座骨幅にしっかり合わせたPower With MIRRORのサドルでしっかり受け止め、ペダリングも安定しています。
合わせてシューズの変更もあったり大きな変化となりましたが、最終的には非常になじんでいたようで安心しました。
これで今年のそらちグルメフォントもさらに楽しめますね。
乗り方の変化やパーツ交換など、気になる事があればお気軽にご相談ください。
Retül Fitのご用命、ありがとうございました。
スペシャライズドエクスペリエンスセンターではメンテナンスやRetül Fit等を、購入店やバイクブランドを問わず承っております。
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