サービス開始よりご好評いただいているMuc-Off超音波チェーン最適化コーティングですが、得られる効果や施工後のメンテナンスに関してご紹介します。
【超音波の施工で得られるメリット】
–最大10%抵抗を軽減-
従来のピンに手挿しで注油をする方法に比べて、超音波洗浄機のコーティングを行うことで10%の抵抗減に。時間経過と共に、10%からさらに大きくなっていきます。
-2ワット以上減、時間経過とともにさらに大きく-
そして2ワットの差が生まれます。チェーンのピンの隙間まで潤滑ができる超音波トリートメントをしたものはその効率を維持。対して、手挿し注油したものはピン内部までは潤滑が行き渡らず、表面のルブが無くなると、手挿ししたチェーンは効率が下がるため時間経過と共に差は大きくなっていきます。
-良い状態が最大3倍に延長、寿命も伸びる-
新品のチェーンに比べて、慣らしを済ませたチェーンの方が早くなります。
あるプロのチェーン(選手のトルクにもよりますが)では、1000kmを走行したチェーンが最も抵抗が減っているという結果が出ています。この一番良いコンディションのチェーンはここをピークに、伸びたり摩耗をして約3000-5000kmと言われるチェーンの寿命を迎えるまで性能が落ちていきます。
-チェーンの長寿命化-
3000-5000km→5000-8000kmまで使えるようになり、コンポーネントの寿命も伸びます。
-チェーンの良い状態(高効率)の維持-
1000km以降、1500km〜最大3000kmまでチェーンのおいしい(良い)状態を維持することができます。
※チェーンのクロスがけ、トルクをかけた変速等使用状況により大きく変化します。
【施工後のメンテナンスについて】
Q. 施工頻度はどのくらいがよいですか?
A. 1000kmまたは1ヶ月に1回の施工をおすすめします。
Q. 一度施工したら、次の施工まで注油しなくていいですか?
A. 必要に応じて注油を行ってください。
ドライコンディションでは1000km以上の耐久性を持つルブですが、
砂埃や使用環境によって使用可能な距離は前後します。
クッション性がなくなった、チェーンが擦れる音が出た場合は再度注油を行ってください。
また、再塗布の場合は、施工時と同一のルブを使用していただくことをお勧めします。
Q. 施工したチェーンを洗浄してもよいですか?
A. 施工は、乾いたウェスで表面の汚れを拭き取る、汚れがひどい場合はパーツクリーナーを染み込ませた布で拭き取る等、チェーンのピンの内側に洗浄剤が浸透するような洗浄は避けるようにしてください。
ディグリーザーを吹きかけて水洗いというようなしっかりとした洗浄を行った場合は、再びコーティング施工を行うことをおすすめ致します。
Q. 使用済のチェーンでも大丈夫ですか?
A. 大丈夫ですが、新品のチェーンから繰り返し施工することをおすすめします。
また、汚れがひどい場合などは別途チェーン洗浄の費用がかかる場合があります。
詳しくは施工店にお問い合わせください。
Q. 繰り返し施工するメリットは何ですか?
A. 1000km走行後のチェーンを再施工したチェーンが最も抵抗が軽くなったというテスト結果もあります。
かけるトルクや使用コンディションによって、そのタイミングは前後します。
Q. 金属表面加工されたチェーンに施工できますか?
A. できます。“SIL-TEC”(フッ素コーティング)、“DLC”(Diamond like carbon)等の金属表面加工されたチェーンにも安心して施工できます。
Q.冬の寒い時期でも潤滑性能はありますか?
A.-10度まで問題無く使用できます。
LUDICROUS AFの粘度は15℃~35℃間で性能を発揮しますが、それ以下の温度でも世界トップクラスの性能を発揮します。
LUDICROUS AFとHYDRODYNAMICどちらも低粘度なので、低温でも高温でも最高の性能を発揮します。
Q.雨の日のレースにも使用できますか?
A.どちらのルブも雨天でも高い性能を発揮します。
悪路走行時や豪雨の場合は、HYDRODYNAMIC LUBEの方が耐久性が高くなる場合があります。
チェーン周りのドライブトレインを最適化して、快適なライドを楽しんでください。
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