サイクリング中に雨が降ってきた!そんなとき帰宅後にするべき洗浄やメンテナンスをご紹介!

  • 公開:2025.08.11
  • 更新:2025.08.11

ロードバイクで雨中走行をした後は、水分・泥・砂によるサビや摩耗を防ぐために、早めのメンテナンスが重要です。
走行直後〜翌日までに行うべき基本的なメンテナンスをご紹介します。

1. 洗浄

  • フレーム・ホイール洗い
    • 水で軽く全体の泥・砂を流す(高圧洗浄機は避ける)。
    • 基本的には中性洗剤を使用し、スポンジ洗浄 → すすぎを行う。
  • ドライブトレイン洗浄
    • チェーン・スプロケット・チェーンリングに付着した泥をブラシで落とす。
    • 必要に応じてチェーンクリーナーやディグリーザーを使用。
  • ブレーキまわり
    • ディスクローターやリムブレーキ面の泥・油分をパーツクリーナーやアルコールで拭き取り。

2. 乾燥

もし1の洗浄ができない場合、こちらから始めても問題ありません。

  • フレームや各パーツをマイクロファイバーウェスなどで水分を拭き取る。(タオルでも良いですが、マイクロファイバーウェスの方がフレームなど傷がつきにくいのでおすすめです)
  • タイヤの表面の砂などは、タイヤの劣化やパンクの原因になるので、しっかり拭き取る。
  • 可能ならコンプレッサーやエアダスターなどで、ウェスで拭ききれない隙間などの水分を飛ばす。
  • 特にチェーン・スプロケット・ディレーラーの可動部は、サビの原因になるので重点的に拭き取り、水分を飛ばす。

3. 注油

  • チェーン:完全乾燥後にチェーンオイルを1リンクずつ差す → 余分な油は拭き取る。チェーンオイルは自転車チェーン用の潤滑剤がおすすめです。オイルの中には様々な溶剤が混ざっているものがあるので、逆にチェーンの寿命を短くしてしまうものもありますので、ご注意ください。
  • ディレーラーの可動部やワイヤーエンドにも軽く注油します。
  • 雨後は水置換性のあるチェーンルブの方が持ちが良い。

4. 点検

  • ブレーキ:制動力の低下やパッドの摩耗確認(泥で削れやすい)。
  • タイヤ:小石やガラス片の食い込みがないか確認。
  • ワイヤー・ベアリング部:引きの重さやガタつきがないか。
  • ホイール回転:ベアリングの異音や抵抗感の有無。

5. 翌日以降の追加ケア

  • 雨の後は水分が内部に残っている可能性があるため、数日後にもう一度チェーン・BB・ヘッドパーツまわりを確認。
  • 長距離や強い雨の場合は、BB・ヘッド・ハブのグリスアップも検討。

ポイント

雨の後の一番の敵はサビと泥の蓄積
走行直後に「洗う→乾かす→油を差す」をセットでやると、パーツ寿命が大きく伸びます。

過去の洗車やメンテナンスのブログも参考にしてください→過去の洗車やメンテナンスのブログ


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