「BG FOOTBED GEN2」をインプレッション！

ロードバイクを快適に乗るには、ポジション調整が欠かせませんが、意外と見落とされがちなのが「インソール」です。今回は、スペシャライズドが展開するインソール「BG FOOTBED(フットベッド) GEN2 BLU」に交換し、その効果を体感したのでレビューしてみたいと思います。

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BG FOOTBEDとは？

BG（ボディジオメトリー）FOOTBED（フットベッド）は、スペシャライズドが開発したインソールで、足の土踏まず（アーチ）をサポートすることで、効率的なペダリングと快適性を向上させることを目的としています。

「+」の数でアーチサポートのレベルが分かれており、全部で3段階ございます。

3段階あるインソールのどれが自身に最適かを判断するには、Retül（リトゥール）のデジタルフットベッドデバイス(DFD)を用いて足裏の計測を行います。

私の計測の結果「++」が最適だったので、S-WORKS ARES 2に組み合わせて使用しました。

シューズのノーマルインソールと比べ土踏まず部分に厚みがあります。

重量はノーマルに比べて片側19gの増でした。

まず感じたのは、足を入れた瞬間の「足裏のフィット感」です。

ノーマルのインソールよりも土踏まず部分のボリュームがある分しっかりと支えられます。

ノーマルのインソールでも特にフィット感に不満はありませんでしたが、交換したBG FOOTBED ++と入れ替えて感覚を確かめると、ノーマルの時はインソールと土踏まずの部分に隙間があるように感じました。

試しに左はノーマル、右は++にしてみると違いをより顕著に感じました。

平坦やヒルクライム、低負荷から高負荷など、様々な場面で試してみましたが、どのようなシチュエーションでも、足とシューズの一体感が高まったことで快適さを感じました。

そんな中でもノーマルとの違いを感じやすいのはやはり強い力で踏み込んだ時です。

ノーマルのインソールに比べて足裏の変化が少なく、しっかりと脚の力がしっかりペダルに伝わるように感じました。

また、ノーマルのインソールの使用時は右膝がトップチューブと接することがありましたが、インソールを交換後はそれがほとんど無くなりました。これは土踏まずがサポートされることによって、膝の軌道が安定した効果ではないかと思います。

ノーマルのインソールに比べて重量が増えたことについては、私の感覚では特に感じることはありませんでした。

BG FOOTBEDに交換するとこれまでより土踏まず部分のサポートが強くなるので、違和感を覚えるかもしれません。最初は短時間のライドで慣らすのがおすすめです。

BG FOOTBEDは「+」「++」「+++」の3種類があり、自分の足型に合わせて選ぶことが大切です。

店頭では冒頭で説明した専用の機械を使用した足裏の測定を無料で行っております。

インソールをご検討の方は気軽にご相談ください。

「BG FOOTBED ++」は、足とシューズの一体感を高め、ライディング全体のクオリティを引き上げてくれるアイテムです。スペシャライズドシューズとの相性抜群ですので、無駄なく自分の力を推進力にしたい方やペダリングの安定性に悩んでいる方には一度試してほしい製品です。

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