長田TT in Isahayaに参加してきました!

  • 公開:2024.11.19
  • 更新:2024.11.18

スペシャライズド福岡の加藤です!

2024年11月17日に長崎県の諫早市で開催された「長田TT in Isahaya」に、大会のメカニックサービス兼選手として行ってまいりました。

この大会は諫早市の長田バイパスに並走する完全クローズドな周回コース(1周約6.7km)で行われ、距離別に4つのカテゴリー(3.5km/6.7km/20km/40km)が用意されています。

そして毎年恒例のプロレースで使用されるものにも引けを取らない豪華なスタート台は、選手の走る気持ちを盛り上げてくれます。

また、大会の特設ブースには昨年に続き地元の採れたて野菜はじめ、豚汁やおにぎり、たこ焼きやカレーりんご飴など、美味しい料理がずらりと用意されておりました。

参加者はもちろん付き添いで来場されている方々でブースは賑わっておりました。

私は今回メカニックサービスと選手で出走でしたが、レースの出走する順番は全体の最後だったため、自分が走るまではメカニックのブースで選手のバイクトラブルに備えました。

メカニックブースで最初にご相談いただいたのはブレーキのご相談で、ブレーキシューとホイールが接触しており、調整で解決することができました。

その後はタイヤの傷や変速機の調整、バイクの点検などご相談いただき対応いたしました。

どのご相談もレースを走れないほど致命的なものはなかったので良かったです。

そして出走の1時間前あたりからウォーミングアップを開始し、40分程度ローラーを漕ぎました。

気温が高かった影響か思った以上に汗が出て、これがレース時に裏目となることに。

今回のレースを走るにあたって目標としたタイムは、昨年の56分30秒以内(1周9分25秒以内)に走り切ることでした。

それを達成するために昨年の走行データを振り返り、走行時の目標パワーを定めました。

パワーメーターを使用していると、ペース配分の目安が設定できペース配分が大事なタイムトライアルでは非常に役立ちます。

コースは昨年と同様でしたが、スタート位置の変更がありトータルの距離が200mほど延長。

コーナーなどコース攻略のポイントは変わらずなので、知りたい方は昨年のレポートをご確認ください。

昨年のレポート:https://zing.iwaisport.co.jp/event/archives/100

目標のパワーや各コーナーの意識を考えながら、今年もスタートを切りました。

1周目はいつも通りパワーのコントロールを上手くできないことが多いので、サイコンに表示される数値を細かく確認します。

力んでいないつもりでも目標値を超えてしまったり、逆に力を抜き過ぎたりしてしまい感覚と数値にギャップが大きく出ます。

平均値を確認しながら狙っている数値となるよう調整してみますが思った以上にキツく感じ、これは最後までペースを維持できないと考えパワーを落とします。

しかし1周目を終えると、パワーが低い割には目標タイム以内で走り切ることができました。

【1周目 タイム:9分19秒 パワー:295w】

そして2周目に入ったところで左のふくらはぎが攣り始めます。

おそらくウォーミングアップの際に汗を出し過ぎ、水分の補給が足りていなかったことが原因として考えられます。

更にパワーを抑え左脚が上手く使えなくなりましたが、結果としては最速ラップでした。

【2周目 タイム:9分16秒 パワー:293w】

3周目に入り今度は右の大腿が攣りそうな兆候が出ます。

特にコーナー立ち上がりからの加速時は、つい強く踏み込んで攣りやすくなるので、それを抑えるようギアの選択をそれまでより軽めにします。

【3周目 タイム:9分23秒 パワー:288w】

4周目も3周目と同様にコーナーからの立ち上がりは注意して、巡航時のギアも1枚軽めにして走りました。

【4周目 タイム:9分22秒 パワー:286w】

5周目も引き続き軽めのギアを意識して走行しましたが、1番平均パワーが低いながらそこそこのタイムとなりました。

【5周目 タイム:9分18秒 パワー:284w】

最終周回に入り体はキツく段々と力が入れにくくなりますが、あと1周で終わるかと思えば気持ち的には楽になります。

ケイデンスも落ちてきて重いギア頼みとなりますが、なんとかスピードを維持して最後の1kmへ。

コーナーの立ち上がりで踏み込むと大腿が完全に攣ってしまいましたが、残りわずかなので気にせずにペダルを漕ぎようやくゴール。

【6周目 タイム:9分21秒 パワー:285w】

合計タイムは「55分59秒05 」と想定よりも良いタイムで目標を達成。

パワーについては平均288w(NP:293w)と、想定より低い結果に。

昨年よりパワーが低くてもタイムは速くなっているのは、新調したバイクの空力が良いからではないかと思います。

順位については昨年に続き今年も全体でトップとなりました。

今回も優勝できたことと、いつも応援いただいている方々が会場に来ていただき、その姿を見て貰うことができとても嬉しかったです。

このような機会を作っていただいた関係者の皆様ありがとうございました。

「長田TT in Isahaya」は公道を使用してタイムトライアルを走れる貴重なレースです。

福岡からも行きやすく素敵な大会ですので、皆さんもぜひ一度ご参加ください。

【使用機材】

フレーム:Specialized S-Works Shiv TT

コンポーネント:Shimano Dura-Ace&Ultegra

チェーン:Muc-Off チェーン最適化コーティング

BB:Jtekt 鬼ベアリング6805

チェーンリング:Digirit フルカーボンチェーンリング 56T

チェーンキャッチャー:K-Edge

パワーメーター:4iiii Precision

プーリー:TRiPEAK Jetstream Pro2

ホイールF:Roval Rapide CLⅡ

ホイールR:Roval 321 Disc

チューブ:Magene TPU

サドル:Fizik Aeris LD R1

DHバー:Aerocoach Ascalon

サイコン:Wahoo Elemnt Bolt

ペダル:Time Xpo

ボトル:Elite Kit Crono CX

重量:8.2kg


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