Stumpjumper – 進化し続ける伝説のMTB –

  • 公開:2024.06.24
  • 更新:2024.06.24

Stumpjumper
それは Specialized の誇り

名の通り地面を強く踏みしめ、跳躍する真のマウンテンバイクである Stumpjumper (スタンプジャンパー) は、上りも下りも山を丸ごと楽しむオールマウンテンというジャンルを昇華させ続けています。

ラインナップの中でも下り性能をパワーアップさせ、ハードなセクションが待ち構えるエンデューロレースやゲレンデダウンヒルにも対応している Stumpjumper Evo は、ややもすると『一台で何でも出来る』夢のようなマウンテンバイクと言えます。

と、こう聞かされると「なんだかテクニックある人しか扱えないんじゃないの?」とか「そこまで本気じゃないから… 」と思ってしまうかもしれませんね。

筆者も最初はそうでした。実際、最初の一台はもっとシンプルなバイク(リアにサスペンションのない所謂ハードテイルバイク)でスタートしたものです。

始めてみると、野山を、オフロードを駆け抜け、バイクをなんとかコントロールしてクリアしていくその面白さにすっかりハマってしまい、もっと速く!と、フルサスペンションバイクを買い足したものです。

そして気づいてしまったのです。
「あれ?このルート、怖くない」
「フルサスMTBってこんなに安全なんだ」
「こんなに疲れないんだ」って。
めちゃくちゃ楽しいことに気づくのです。

もしかしたら最初からフルサスMTBにしておいた方が楽しい人は多いかも、怖くなくなる人が増えるかも、って思うようになりました。

(誤解のないように伝えますと、ハードテイルMTBを乗りこなす楽しさは別格です。MTBを操る技術はハードテイルでこそ身に付きますし、フルサスバイクの方が自身の技術を過信してしまいオーバースピードになりやすく危険な側面があるのも事実です。)

ここで、Stumpjumper EVO の特長をおさらいしましょう!

①前後29インチホイール

高い走破性で木の根っこやギャップもへっちゃら

②フロントサスペンショントラベル量:160mm(S1サイズは150mm)

③リアサスペンショントラベル量:150mm(S1サイズは145mm)

実際山に入ると「ホントにちょうどいい」トラベル量
リンクの設計も絶妙で、ペダリングの邪魔をせず、速く走るダウンヒルでは効果的に動きます。

④ヘッド角は3種類選択可能

元々寝気味のヘッドアングルで下りも得意としている設計ですが、様々なライダーの好みに合わせられるよう、64.5度からプラスマイナス1度の調整が可能です。

⑤BBハイトは10mm調整可能(2種類)

FSR (スペシャライズド独自のサスペンションテクノロジー) の『ホルストリンク』のコマを前後入れ替えるとBBハイトを切り替えることができます。
安定志向の方はBB位置を低く、アクティブなバイク操作をするならBB位置を高い仕様に変更可能

⑥専用のショックリンクに交換すればリアを27.5インチホイールに換装可能(マレット仕様に変更可能)

マレットの操作性がお好みの方でも大丈夫。
そして特にダウンヒルの際、体を後ろに引いたとき股にタイヤが擦ることがありますが、マレット仕様なら擦りにくくなるかもしれませんね。

⑦ダウンチューブに予備チューブや工具などを収納できるSWAT Door搭載

これでバックパックとはおさらばできるかも?

1981年に初めて登場してから、43年間進化し続ける伝説のバイク。
欲しい!が全部詰まった Stumpjumper EVO で山を丸ごと楽しみましょう!


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