
スペシャライズドから登場した最新のDHレーシングバイク、S-Works Demo 11。
前後200mmストローク、29インチホイール、FACT 11mカーボンフレームを採用した、本格的なダウンヒルバイクです。
Demo 11で特に注目したいのが、HighGearとOBBリンケージ。
そして、スペシャライズドが公開している「Composure at Speed」という動画を見ると、この2つの技術が目指しているものが少し分かりやすくなります。
難しい言葉ですが、簡単に考えると、

HighGear=クランクとチェーンリングを分離することで、サスペンションの動きによるペダルへの影響を抑える仕組み。
OBB=ブレーキングの影響を抑えて、サスペンションを動かしやすくてブレーキング中でもリアサスペンションが動きやすく、タイヤが路面についていきやすい仕組み
というイメージです。
DHでは、ペダルを踏みながら荒れた路面を走ったり、ブレーキをかけながら大きなギャップを越えたりする場面があります。


そのときにサスペンションがしっかり動いてくれることで、リアタイヤが路面を追従しやすくなります。
つまり、HighGearとOBBが目指しているのは、
「どんな状況でもサスペンションにしっかり仕事をしてもらう」
ということ。

さらにHighGearによって地面とのクリアランスも30mm増えており、岩や段差の多いDHコースでペダルを当てにくくするメリットもあります。

Demo 11はジオメトリーも現代的です。
S4では、
というロング&ローな設計。
さらにリーチやBBハイトを調整できるため、自分の体格やコースに合わせたセッティングも可能です。
BBハイトは348~355mmの範囲で変更できます。
スペシャライズドの動画「Composure at Speed」で印象的なのは、Demo 11が「とにかく速いバイク」ではなく、「速い状態でも落ち着いているバイク」として表現されていることです。
荒れた路面や大きなギャップを高速で走っていても、車体が大きく暴れるというより、路面に合わせて動きながら走りがつながっていく。
特に注目したいのは、ギャップを越えた後の車体の動き。
大きな入力を受けても、その後すぐに車体が落ち着き、次のコーナーやセクションへ入っていく様子が印象的です。
これはDHでは非常に重要なポイント。
バイクが大きく跳ねたり暴れたりすると、ライダーはそのたびにラインを修正する必要があります。
逆にバイクが落ち着いていれば、余計な修正を減らして次のラインに集中できます。
動画のタイトルにある「Composure at Speed」=「スピードが上がっても落ち着いている」という言葉が、Demo 11のキャラクターをよく表しています。

S-Works Demo 11は、前後200mmのサスペンションと29インチホイールを備えた、本格的なDHレーシングバイク。
そして特徴的なのが、
HighGear
→ HighGearは、クランクとチェーンリングを分離することで、サスペンションの動きによるペダルへの影響を抑える仕組み。
OBB
→ ブレーキングの影響を抑えてサスペンションを動かしやすくする。
OBBは、ブレーキング中でもサスペンションがしっかり動くように設計されたリンケージ。
という2つの仕組みです。
これらによって、荒れた路面やブレーキング中でもサスペンションがしっかり動き、タイヤが路面を追従しやすくなることを狙っています。
そして動画で表現されているのが、
「高速でもバイクが落ち着いている」
というDemo 11の特徴。
ただ速く走るだけではなく、荒れた路面や大きな入力を受けても走りを崩さず、できるだけスピードを維持していく。
そんな考え方が、Demo 11には詰め込まれています。
DHを本格的に楽しみたい人にとって、一度チェックしておきたい最新のレーシングバイクです。
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