Creo 2 川沿い約66kmでのインプレ!その走行感とバッテリー持ちはいかに?

  • 公開:2023.11.2
  • 更新:2024.05.8

新しい Creo 2 を試してきました。

今回のルートは、スペシャライズド 江坂から京都八幡市にある走井餅さんまでの川沿い往復66km、登りなしのほぼ平坦ルート。(長い距離が苦手な)私にとっては十分なロングライドと言える距離を Creo 2 でチャレンジしてきました。

Creo 2 は新しい TURBO SL 1.2 モーターシステムを搭載。

前作の TURBO SL 1.1 モーターに比べるとパワーが33%アップ、トルクが43%もアップしています。
モーターのアシストは強い方からTURBO、SPORT、ECO、OFF と4段階モードの切り替えが可能です。乗るまでの印象はさぞかし”速い”のだろうと思っていました。
しかしいい意味で裏切られました。

その様子を、

走行感

バッテリーの消費量

Future Shock 3.0 で快適ライド

の観点でお伝えいたします!

まずは 走行感

スペシャライズド 江坂から出発し、川沿いまでは市街地を走ります。
市街地走行での信号などのストップ&ゴー。


正直言って私、あまり得意ではありません。
ところが Creo 2 で市街地を走るとそのストレスはなくなりました。


軽めのギアで漕ぎ出せば優しく背中を押されているように自分が快適に感じるスピードまで加速します。
(私には辛い)橋を越える場合などの登りも全く苦になりません。


いつものロードバイクのようにペダルを軽めにクルクル回す(ケイデンス90回転ほど)と、意識しないと気が付かないくらいの絶妙なアシストで気持ちよくバイクが前に進みます。感動!

興奮しながらも市街地を抜けて川沿いのサイクリングロードへ。

少しスピードを上げる時もペダルをクッと踏み込むだけでOK。
低速からでもしっかりアシストが効いてスッと加速してくれます。


モーターのアシストは時速24kmまでですが、それ以上の速度でもバイクの素性の良さが効いて笑顔で走る事が出来てしまいます。


グイグイと強引に進む感覚ばかりをイメージしていたのに全く別物!
バイクが無理に助けてくれている感覚はなく自分の脚力が更にパワーアップしたような不思議な感覚。

どんな状況でも気持ちいいのが最高です。

続いて バッテリーの消費量

バッテリーは前作のCreo SLから変更されていません。
ということは、パワーもトルクもアップしているモーターではどれくらい走れるのか心配でしたが…

ーーーーー

【往路】
33km ECOモードで走行 ほぼ平坦な道のりで風もなし。

バッテリー残量 100%→78% 使用量 22%

【復路】
33km SPORTモードで走行 ほぼ平坦な道のり。向かい風が強い

バッテリー残量 78%→43% 使用量 35%

このデータをそのまま単純計算すると

ECOモードで約150km走行、SPORTモードで約94km走行にもなります。(ルートやライダーの体重などで航続距離は変わります)


スマートフォンの「Specialized」アプリでアシスト量などを上手くコントロールすればもっと長距離アシストも可能です。
 →詳細 SPECIALIZED アプリ:理想のライドを解き放とう


また、別売の予備バッテリー SL RANGE EXTENDER BATTERY を使用することで最長195kmも航続可能です。

全く心配無用ですね。

今回はTURBOモードを使いませんでしたが、パワーアップしたモーターのおかげで私の足でも十分にライドを楽しめました。
次は登りもあるルートやグラベルで試してみます。←(私がこう思える Creo 2 はやっぱりスゴイ!)

アプリのダウンロードはこちら
 App Store こちらから
 Google Play  こちらから

そして Specialized アプリでは簡単にライドの記録を残すことができるのも嬉しいポイント。

スタートとストップを押すだけの簡単操作なので、GPS付サイクルコンピューターに苦手意識のある方にはとてもお勧めです。

最後に Future Shock 3.0

正直に言うと、久しぶりのライドに緊張していたこともありスタートから市街地を抜けるまでその存在を忘れていました。


ただ、それこそが私の思う Future Shock の一押しポイント!地面の凹凸から自分が切り離されている事にライダーは気づかず、その分ライドに集中できるのです。
走行中の Future Shock 3.0 を見ると常に上下に動いているのが分かりますが、乗っているライダーはそれを感じません。

前を走るスタッフの Vado 4.0 EQ のフェンダーがビリビリと振動している。

やっぱり地面が荒れてると仕方ないよね。「あれ?地面荒れてる?そうだ Creo には Future Shock がついてたんだった。」 といった感じで、その存在を忘れてしまう程。


従来の Future Shock 2.0 は少し大きめの衝撃が来るとガツッとサスペンションの限界を超え底付き感がありましたが、Future Shock 3.0 はその底付き感がなく踏ん張ってくれる感じ。


どんな路面でも不安感がないのでついつい荒れたアスファルトを選んで走ってニヤニヤしてしまいます。

Creo 2 の快適な乗り心地には 700 x 47c のボリュームあるタイヤも一役かっているのですが、この Tracer Pro が見た目に反してすごくよく転がります。


舗装路上では抵抗になりそうな粘りもなくRoubaix SL8 に組み込まれている32cで走っている感じとほとんど変わらないように感じました。
快適で楽々。ワイワイと走れてしまうのでライド中の楽しさも倍増です。

目的地の走井餅さんでお土産もゲットしてポタリングも満喫。
仲間と走るといつもと違う感覚でライドの楽しみが広がりますね。


今回のようなロードライドやグラベルにも。パワフルな登りにもロングライドにも何でもチャレンジできる Creo 2 

スペシャライズド 江坂では Creo 2 試乗車をご用意しております。
ぜひ試乗いただき、その可能性を体感してください。


新製品やイベント情報など発信していきますので、SNSもぜひチェック&フォローお願いします。
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