プロ選手も使うTarmac SL8のゼロオフセットシートポスト

  • 公開:2023.10.1
  • 更新:2024.05.8

世界選手権やブエルタ・ア・エスパーニャでスペシャライズドのバイクを駆る選手たちが使用していた、ボルト1本でサドルレールをクランプしていたTarmac SL8のシートポスト。
あれは一体何なのかと、たくさんお問い合わせいただきました。

話題のシートポストの正体はTarmac SL8用の”ゼロオフセットシートポスト”です。

横からボルトで締めるだけのこのクランプ方式は、スペシャライズドのロードバイクではTarmac SL5あたりから採用されています。
サドルの角度や前後位置の調整がとても簡単なのが特徴で、使い慣れている方も多いのではないでしょうか。

それではこのゼロオフセットシートポストはどう使うのかというと、「ポジションを出す」ために使用します。
基本的に完成車に付属しているシートポストは多くの人に対応できるよう設計されていて、フレームサイズが合致していればサドルの角度や前後位置の調整でほとんどの場合ポジションは出せます。
しかし、体格やライドスタイルによっては理想のポジションが出ない場合もあります。

Tarmac SL8の完成車やフレームセットに標準で付属しているシートポストは15mmオフセット。
噂のゼロオフセットシートポストを使用すると、単純計算で15mmサドル位置を前に出せるようになります。

左がTarmac SL8に付属のシートポスト 右がゼロオフセットシートポスト 長さはどちらも300mm

一般にゼロオフセットシートポストは重量が軽くなりますが、Tarmac SL8のものに関しては重量が少し増えます。

加えて競技で使用する方向けではありますが注意点があります。
UCIの車両規定では、競技に出る自転車のサドル先端は、ボトムブラケット中心よりも50mm以上後ろになければなりません。
また、身体的な理由がある場合でもサドル先端はボトムブラケット中心より前に出すことはできません。事前にご自身のバイクを確認ください。

理想のポジションのためにゼロオフセットのシートポストがあります。
しかし、すべての方にゼロオフセットのシートポストが合うわけではありません。興味を持たれた方はスペシャライズドストアのRetül Fitをご検討ください。


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