発表されてからずっと人気の続いているMirrorサドルシリーズにとうとうPhenom(フェノム)が加わりました。
普段は通常のS-Works Phenomを使用していますが、新発売のPhemon Mirrorの使用感をご紹介します。
そもそもPhenom(フェノム)がどのようなサドルなのか。
Phenomはオンロード/オフロードどちらにも使用できるサドルです。
フラットな座面はペダリング時に安定感をもたらしてくれ、27cmのロングノーズはシチュエーションに合わせて前後に動くことで使う筋肉を切り替えたりすることが出来ます。
形状はよりフラットなPowerとRominの中間に位置しています。
決してイコールではありませんが、Powerを気に入っていて、ロングノーズのサドルが欲しい方におすすめのサドルとなるのがPhenomです。
今回は都民の森への往復のライドで約170kmほどライドを行いました。
170kmをPhenom Mirrorで走った感想はまさに”快適”の一言です。
Mirrorのクッション性の高さのおかげで坐骨に痛みが出ることはありませんでした。
登りではロングノーズのメリットを活かし、サドルの前部分に動いたりして使う筋肉を変化させながら登り、下りではブレーキングしやすいように下ハンを握るときもあるのですが、前傾姿勢が深くなってもデリケートゾーンが圧迫される感覚もありませんでした。
またがっている中で特に感じたのはサドルの滑りにくさです。
他のMirrorサドルと比べてもPhenomは特に滑りにくく、ポジションが安定し、踏み込んだ時にペダルにパワーを伝えやすいのが印象として残っています。
現在ラインアップにあるPower/Romin/Phenomの3種類からサドルを選ぶ指標として
安定した1点のポジションで乗りたい方はPower(右)
ラウンドした形状でお尻の後ろに支えが欲しい方はRomin(中央)
安定させつつ前後への動きを持たせたい方はPhenom(左)
を目安に選んでいただくとご自身にあったサドルを選択できると思います。
Phenom Mirrorを取り付けるときの注意点としてこのサドルは厚みが通常のサドルよりもあり、サドル高の調整が必要です。
私の場合はS-Works PhenomからS-Works Phenom Mirrorに変更したときサドル高を5mmほど下げました。
また、Mirrorサドルに限らずS-Worksグレードのサドルは全てカーボンレールです。
金属レールとは形状が異なっているのでアップグレードされる際はサドルを取り付ける部分がカーボンレールに対応しているか確認しましょう。
今までのサドルとは一線を画すテクノロジーが用いられているMirrorサドルに乗って快適性とパフォーマンスを両方手に入れましょう!
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