徹底比較!TARMAC SL9 COMPとSL8 COMPの違い。

  • 公開:2026.10.8
  • 更新:2026.10.8

今年登場したTARMAC SL9シリーズ。S-WORKSに続いてCOMPグレードも登場し、手の届きやすい価格でSL9のフレーム形状を手に入れられるようになりました。一方で、SL8 COMPもまだまだ魅力的な選択肢です。では、あなたにとってベストなのはどちらなのか?

結論…「速さを求めるならSL9 COMP」「軽さを求めるならSL8 COMP」
その理由について徹底解剖していきます。


スペック比較

TARMAC SL8 COMP
¥528,000(税込)
TARMAC SL9 COMP
¥594,000(税込)

まずは2台のスペックを比べてみましょう。(※Shimano 105 Di2仕様での比較)

比較項目TARMAC SL9 COMPTARMAC SL8 COMP
フレームFACT 10rカーボンFACT 10rカーボン
フォークFACT 12rカーボンFACT 10rカーボン
完成車重量約8.21kg(56サイズ)約7.68kg(56サイズ)
クランク長165mm(44〜52)
170mm(54・56)
172.5mm(58・61)
165mm(44・49)
170mm(52)
172.5mm(54・56)
175mm(58・61)
ハンドル幅380mm(44〜54)
400mm(56)
420mm(58・61)
380mm(44・49)
400mm(52)
420mm(54・56)
440mm(58・61)
ホイールDT Swiss R470DT Swiss R470
UDH対応対応非対応
空力性能◎○
軽量性○◎
値段(税込)594,000円(税込)528,000円(税込)

注目していただきたいのは重量、クランク長、ハンドル幅の3点です。

重量はSL8 COMPの方が約500g軽いです。またSL9 COMPは52サイズ以上でクランクがワンサイズ短く、ハンドル幅も20mm前後狭くなりました。昨今のプロ選手のポジションの傾向に合わせたアップデートで、短いクランク・狭いハンドルは空力面でも有利に働きます。


SL9になって変わったこと

SL9で一番大きく変わったのは”空力性能”です。メーカー発表ではSL8と比べて時速45km走行時に約4ワット空気抵抗を削減しています。

それを可能にしたのは主に以下の4点です。

  • ヘッドチューブのスリム化:SL8で話題となった「Speed Sniffer」をさらに4mm細くし、前面投影面積を約10%削減
  • Flow Fork:ねじれたブレード形状のフォークで、前輪が生む乱流を整える
  • Win Fin:ボトル1本のレース仕様を前提に設計された、シートチューブ後方のフィン形状
  • ダウンチューブの位置を下げた設計

そして嬉しいのは、COMPグレードでもフレーム形状はS-WORKSと全く同じということです。カーボンのグレードによって重量は異なりますが、空力に関わるフレーム形状はS-WORKSと共通。COMPグレードでも最新の空力性能をしっかり享受できます。

さらにリアエンドはUDH(ユニバーサルディレイラーハンガー)に対応したため、将来的なコンポーネントの選択肢が広がった点もポイントです。


SL8でしか実現できないこと

一方で、SL8 COMPの最大の強みは”軽さ”です。

SL9 COMPのフレーム重量が約882gであるのに対し、SL8 COMPのフレーム(FACT 10r)は約780g。完成車重量でも約500gの差があります。

この重量差は、ヒルクライムやダンシング時の軽快さに影響します。以前のブログでもご紹介しましたが、SL8はAETHOSの開発から培われた技術で大幅な軽量化に成功したモデル。その恩恵はCOMPグレードにもしっかり受け継がれています。

「空力はSL8でも十分。それよりも登りでの軽さが欲しい」という方にとっては、SL8 COMPの方がメリットは大きいかもしれません。


SL9 COMPとSL8 COMP、どんな人に向いている?

ライダーの目的おすすめ
レースやイベントでタイムを狙いたいSL9 COMP
平坦での高速巡航を楽にしたいSL9 COMP
短めのクランク・狭めのハンドルが合うSL9 COMP
将来的にパーツをアップグレードしていきたいSL9 COMP
ヒルクライムや峠道を楽しみたいSL8 COMP
軽さと空力のバランスを重視したいSL8 COMP
少しでも軽い車体が欲しいSL8 COMP

突き詰めれば、この2台の違いはこう集約できるかもしれません。

  • SL9 COMPは、「速さ」を買うバイク。(最新の空力性能で、平坦や高速域でのスピードを最大化)
  • SL8 COMPは、「軽さ」を買うバイク。(軽量性を活かして、登りでの軽快さを最大化)

ちなみに、クランク長やハンドル幅は完成車の状態から交換も可能です。「SL8 COMPが欲しいけど、ハンドル幅は狭くしたい」といったご相談もお気軽にどうぞ。


Rovalアップグレードプログラムを使うと…

現在スペシャライズドでは、完成車・フレームセット購入時にRovalのホイール・コックピットを15%オフで購入できる「Rovalアップグレードプログラム」が常設化されています。

そこで、ホイールとハンドルを最高スペックにした場合の価格を計算してみました。

【SL9 COMPの場合】

項目名通常価格15%オフ
TARMAC SL9 COMP594,000円―
Roval Rapide CLX III484,000円411,400円
Roval Rapide Cockpit93,500円79,475円
合計1,171,500円(税込)1,084,875円(税込)

→86,625円お得!

【SL8 COMPの場合】

項目名通常価格15%オフ
TARMAC SL8 COMP528,000円―
Roval Rapide CLX III484,000円411,400円
Roval Rapide Cockpit93,500円79,475円
合計1,105,500円(税込)1,018,875円(税込)

→こちらも86,625円お得!

※Roval Rapide Sprint CLXも同価格(484,000円→411,400円)でお選びいただけます。

SL8 COMPで軽さをとことん追求するなら、Roval Alpinist CLX III(451,000円→383,350円)とAlpinist Cockpit II(85,800円→72,930円)の組み合わせもおすすめです。

また、コックピット(一体型ハンドル)は、納車後に交換するとブレーキホースの処理などで作業工賃がかかるため、新車購入時のアップグレードが断然お得です。

※割引の適用はバイク1台につき、ホイール1セット・コックピットもしくはハンドルバー1点までとなります。
※ステム・シートポストは対象外です。また、車体との互換性によりアップグレードできない場合がございますので、詳しくはスタッフまでご相談ください。


下取りも承ります

「新しいTARMACが欲しいけど、今乗っている自転車はどうしよう…」という方もご安心ください。スペシャライズド仙台泉では、新車のご購入に伴いスポーツ自転車の下取りが可能です。

査定は専門業者に依頼しておりますので、適正な価格で安心してお任せいただけます。下取り金額は新車のご購入金額から丸っと差し引かせていただきます。早ければ1時間程度で査定金額が返ってきますので、ご来店当日に金額をご確認いただくことも可能です。

下取りについての詳細はこちら→「新車購入時の下取りサービスのご案内!」

ぜひ下記お問合せフォームよりご相談ください。


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