こんにちは!スペシャライズド熊本の高野です。
最近ロードバイクのお客様もチューブレスの方が増えてきて、ロードバイクのチューブレス化もメジャーになったなぁと感じます。
チューブレスとして使用する際にシーラントを選ぶ必要があります。今回は、そのシーラントの中でもイギリス発のケミカルブランドの【MUC-OFF】のシーラントについて紹介します!

アンモニアフリー&ラテックスベース
◾️アルミなど金属へのケミカルアタックが強いアンモニア不使用のシーラントの為タイヤ取り付け時や、ライド中にタイヤに穴が空いてシーラントが吹き出してもバイクへの影響が少ないです。
◾️アンモニア特有の刺激臭はしません、石鹸のような香りが付けてあり、作業中に嫌な匂いが部屋に充満しません。
タイヤに均一コーティング
◾️タイヤ全体に均一にコーティングができます。そのため、タイヤの重量のバランスが取れ乗り心地が安定します。また、どの角度で穴が空いても瞬時にシーラントが穴を塞ぎます。
最大7mmまで穴を塞ぐ
◾️穴の開き方や場所にもよりますが、ラテックスベースのシーラントと大小様々な粒子が空いた穴から瞬時に飛び出し最大7mmの穴を塞ぎます。
水で洗い流せる
◾️MUC-OFFのシーラントは、液体の状態であれば簡単に洗い流すことが可能です。そのため、タイヤを交換する際やホイールの清掃時の作業が比較的スムーズです。
シーラント自体の特徴はこんな感じです。アンモニア不使用のシーラントは最近一般的になってきていて、MUC-OFF特有でもない様な気がします。
実際いくつかのホイールをチューブレス化の作業していく中で、他のシーラントの匂いが特別気になったりはしないですが、MUC-OFFシーラントを用いて作業をする際は、「いい匂いするなぁ」と毎回思います。

パッケージについてですが、使い切りのサイズだと80mlと140mlの商品があります。どちらもポケットに入るサイズのパウチで売られており、持ち運びにも便利です。
また、コアを外したバルブへ工具を使わずにシーラントの注入が出来る様になっており、ライド中のアクシデントに対応できる工夫が施されています。

大容量の商品は500mlと1Lのラインナップで、こちらも付属のチューブを使用することで、コアを外したバルブに工具など使用せずにシーラントの注入ができます。
これまで、作業をしてきた感覚としてMUC-OFFシーラントは他社のシーラントと比べて、シーラントに入っている粒子が小さい印象がります。そのため、バルブからシーラントを注入する際に容器内でシーラント詰まりが発生しづらく、注入がスムーズだと感じます。
メーカーサイトでは液体の状態でれば水で洗い流せると表記してありますが、実際に他社シーラントと比べると硬化した状態でも比較的取り除きやすい印象があります。
シーラントによってはバルブからの注入がNGで、タイヤを装着する前にシーラントを注入する必要がある商品もあります。マックオフシーラントはバルブからシーラントを注入する事ができ、その際に工具の必要がないというのはありがたいポイントではないでしょうか?
複数種類のシーラントを混ぜてはいけません、定期的に補充するにしても今使用しているシーラントと同じものを補充してください。シーラントが混ざってしまうと、それぞれの成分が互いの性能を打ち消し合い、空気を保たなくなる可能性があります。
使うシーラントの種類を変える場合はタイヤ内に残っているシーラントを綺麗に取り除いて、ホイールも洗浄してください。そのうえで、新しい種類のシーラントを使用してください。加えて、定期的にタイヤ内のシーラントの残量をチェックし必要に応じて補充して下さい。タイヤ内のシーラントが乾き切ってしまうと、万が一ライド中に釘などを踏んでしまった際にタイヤに空いた穴を塞げません。MUF-OFFシーラントは注入後2〜6ヶ月で交換することが推奨されています。
また、以前までのMUC-OFFシーラントは1種類のみでしたが、現在ではロード・グラベル用とMTB用と2種類のラインナップになっています。以前のシーラントは現在のMTB用として現在使われており、当時そのシーラントを使用していたロードバイクライダーはタイヤ交換の際などに新しくロード・グラベル用シーラントに交換することをおすすめしています。
以上!MUC-OFFシーラントの性能や使いがって、使用感について見ていきました。気をつける点や、定期的なメンテナンスなどクリンチェーのタイヤとは異なる部分がありますが、最近だとROUBAIXなどいくつかのモデルはチューブレスでの納車が可能になり、以前よりも身近なものになっている印象があります。気になる方一度試してみて下さい。
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