TARMAC SL8を重量測定

  • 公開:2023.08.31
  • 更新:2024.07.28

スペシャライズド福岡の加藤です!

先日、日本でも販売がスタートしたスペシャライズドの新型ロードバイク「Tarmac SL8」

新しい製品が登場した際、気になるポイントとして、見た目、価格、乗り心地そして重量も気になるポイントではないでしょうか。

そこで今回はフレームをはじめ、構成するパーツも細かく測ってみました!

後半にはSL7のパーツも交えた比較をしております。

少々マニアックですが、気になる方はぜひご覧ください!

フレーム/フォーク/シートポスト

S-Works Tarmac SL8 49サイズ

フォーク

300mm/15mmオフセット

フレーム重量はメーカー発表でSL7が800g(S-Works/無塗装/56サイズ)だったのに対し、SL8はで685g(S-Works/無塗装/56サイズ)と115g軽量化となりました。

今回計測したフレームは塗装有りの49サイズで写真の数値となりました。

ちなみに10Rのカーボンを使用したセカンドグレードのフレーム重量は、メーカー発表によると780gです。

SL7のS-Worksグレードよりも軽量に仕上がっているのは、SL8のProやExpertグレードを検討中の方には響くポイントとなるのではないでしょうか。

ヘッドパーツ

ベアリング

コンプレッションリング

ステアチューブプラグ

・Roval Rapide Cockpit用 スペーサー

Lowerトランジション

Upperトランジション

一体型トランジション

10mmスペーサー

5mmスペーサー

・Tarmac Stem用 スペーサー

Lowerトランジション

Upperトランジション

10mmスペーサー

5mmスペーサー

ステムカバー

ステムカバー

ヘッドキャップ

ブレーキホースガイド

スペーサー形状比較

その他パーツ

Di2グロメット

フロントブレーキマウント

Di2バッテリーホルダー

ブレーキホースカバー

シートポストカバー

シートクランプ

ディレイラーハンガー

フロントディレイラー台座

ボトルケージボルト

SL7とSL8の付属部品を比較

・シートポスト

Tarmac SL7 シートポスト(オフセット20mm)

Tarmac SL8 シートポスト(オフセット15mm)

左:SL7/右:SL8

左:SL7/右:SL8

Tarmac SL7 シートポストカバー

Tarmac SL8 シートポストカバー

SL8のシートポストはSL7より小型化され、サドルをマウントするヤグラ部分は1ボルトタイプから、前後2本のボルトで固定するタイプに。

シートポストの重量差は28.1g。そしてカバーの差は0.5g。

・コンプレッションリング

Tarmac SL7 コンプレッションリング

Tarmac SL8 コンプレッションリング

素材が金属製から樹脂製に変更され、重量差は9g。

・スルーアクスル

Tarmac SL7 スルーアクスル

Tarmac SL8 スルーアクスル

SL8にはAethos(エートス)に採用されているものと同じ軽量化されたスルーアクスルが付属し、重量差は16.4g

・シートクランプ

Tarmac SL7 シートシートクランプ

Tarmac SL8 シートクランプ

シートポストに合わせて僅かに小型化。そして写真では分かりにくいですが、SL8用には肉抜き加工が施されています。

重量差は4.1g。

・ディレイラーハンガー

Tarmac SL7 ディレイラーハンガー

Tarmac SL8 ディレイラーハンガー

ディレイラーハンガーも若干小型化しており、重量差は2.2g。

・フロントブレーキマウント

シマノ

SRAM

スペシャライズド(SL8/Aethos用)

SL8はフロントブレーキマウントもAethos(エートス)と同じタイプを採用。

SL7はコンポーネントメーカーのマウントを使用してブレーキキャリパーをフォークに取り付けます。

シマノ製のマウントとの重量差は2.6g。

SRAM製のマウントとの重量差は3.2g

・ハンドル&ステム

Tarmac Stem&Rapide Road Bar(400mm×100mm)

Rapide Cockpit(400mm×100mm)

ハンドルとステムの重量差は48.6g。

Tarmac Stem&Rapide Road Barを使用する場合のステム周辺を構成するパーツは、ステムカバー(7.1gもしくは5.7g)、ブレーキホースガイド(6.9g)、トップキャップ(11.2g)が追加となり、Rapide Cockpitで追加となるのはトップキャップ(12.2g)のみ。

ステム下を構成するスペーサー類の重量差は、トランジション上下+スペーサー10mm+5mmの場合で0.6gとなり、Rapide Cockpit用の方が僅かに軽量です。

SL8に使用できるステアリングパーツは、SL7と同じTarmac Stemか、ステム一体型ハンドルのRoval Rapide Cockpitとなります。

Tarmac Stemを使用した場合には一般的な31.8mm径のハンドルを取り付け可能ですが、ホース内装タイプのハンドルの場合は、ブレーキホースの出口の位置に注意が必要です。

・Rapide Cockpit用トップキャップ&アクセサリーマウント

トップキャップ

アクセサリーマウント

いかがでしたでしょうか。

フレームをはじめ、付属する部品もSL7と比較して軽量化が進められています。

僅かな差と感じる方もいらっしゃると思いますが、無駄をなくし良い製品を造りたいという意志を私は感じました。

Tarmac SL8のことで何か気になることがあれば、気軽に当店までお問い合わせください!

また、スタッフのインプレッション記事もございますので、気になる方はご覧ください。

こちらから!


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